全国高校駅伝男子は何人で何区間走るの？1区間の走行距離やエース区間も

あなたは高校駅伝について、どのくらい知っていますか？

私はお恥ずかしながら箱根駅伝に興味を持つようになってから、数年後のつい最近まで興味すら持っていませんでした。

実際、高校駅伝で何キロ走るのかも、何人で走るのかといった基礎的なルールすら知りませんでした。

ただ、箱根駅伝で活躍する選手は高校時代から頭角を現すことも多いです。

そう、高校駅伝を知ることで、観ることで箱根駅伝の楽しみがさらに広がるのですよね。

ということで、高校駅伝のルールを少しでも知っておきたいと思って調べてみました！

高校駅伝の男子の部について1区間の距離やルート、1キロあたりの平均タイムなどについて簡単にご紹介していきますね。

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全国高校駅伝男子は何人で何区間走る？1区間の走行距離は？

それではまず、全国高校駅伝男子大会の区間距離などについて詳しく見ていきましょう。

全国高校駅伝は男子の部と女子の部があり、男子の部の総距離はフルマラソンと同じ42.195kmで、7区間で構成されています。

高校駅伝男子の1区から7区の詳細は次の通り。

以上の7区間を7人でタスキを繋いで走ります。

それでは次に、全国高校駅伝男子のエース区間と呼ばれている区間について簡単に説明していきたいと思います。

箱根駅伝にも各チームのエースが集結し、何人もの選手を追い抜くごぼう抜きが見られるなど華やかで白熱した場面が多く見られることから、「花の2区」と呼ばれるエース区間があります。

じつは、全国高校駅伝男子にも箱根駅伝と同様にエース区間があるんですよ。

それはどの区間なのか？というと、ずばりスタート区間である1区。

1区は全7区間の中で最も長い10kmのコースとなっています。

そして、1区を走り切るには高校トップクラスのタイムである5000m13分台の走力が求められているため、ハイレベルな区間なんですよね。

そのため、高校駅伝ではこの1区が「花の1区」と呼ばれています。

ですがこの1区には「外国人留学生選手を起用してはいけない」といったルールがあります。

というのも、過去の大会で1区に外国人留学生選手を起用したことで他のチームとのタイム差が開いてしまい、2区以降の区間で逆転をすることが不可能になったことがありました。

さらに、1区の区間賞を外国人留学生選手が獲得することが続くことがあったりして、それがちょっとした問題になったんです。

そこで2008年から1区に外国人留学生選手を起用することを禁止するというルールができました。

こうした流れから、外国人留学生選手を擁するチームは外国人留学生選手を1区の次に距離が長い3区で起用することが増えました。

すると今度は3区にエースを配置するチームも出てきていて、エースが1区を走るとは限らないといった現状もあるよう。

ですが、1区はレース全体の流れを作るのにとても大事な区間でもあるので、1区にエースを配置することを基準として、チーム状況に応じた戦略が取られているように感じます。

それでは最後に、全国高校駅伝男子が走る1kmの平均タイムについて見ていきましょう。

ちなみに箱根駅伝を走る選手の1kmあたりの平均タイムは3分、速い選手で2分55秒～57秒と言われています。

全国高校駅伝男子とはどのくらい違いがあるのでしょうか？

2022年に行われた第73回大会の上位10チームの記録を参考に平均タイムを算出してみましたのでご覧ください。