毎年1月2日と3日の2日間に渡って行われている箱根駅伝。
普段は駅伝に興味がない方でも、お正月は実家で家族で箱根駅伝を見ている、そんな方も多いのではないでしょうか。
箱根駅伝の1区では21人のランナーが一斉にスタートするわけですが、ここで何か疑問に思ったことはありませんか?
「スタート位置での並び方って決まっているの?」
確かに気になりますよね。
そこでここでは、箱根駅伝の1区のスタート位置の並び方について分かりやすく解説していきたいと思います。
また、往路と復路のスタート地点とゴール地点についても詳しくご紹介していきますね。
箱根駅伝の1区のスタート位置はどうやって決めてる?
それではまず、箱根駅伝の1区のスタート位置はどのようにして決められているのか、分かりやすく解説していきます。
一見するとスタートラインにひとかたまりとなって一斉にスタートしているように見えますよね。
しかしこれにはちゃんとした並び方の決まりがあるんです。
スタートラインには前列に前回大会の1位から10位の10チームが、後列には予選会の通過校と関東学生連合チームの11チームが2列になって並んでいるんですよ。
そして1列ごとに、それぞれ成績順に中央から左右に振り分ける形で整列します。
具体的には、
(前列)前回大会
9位 7位 5位 3位 1位 2位 4位 6位 8位 10位
(後列)予選会通過順位+関東学生連合チーム
関学 9位 7位 5位 3位 1位 2位 4位 6位 8位 10位
と、このような並びになっています。
成績が整列に考慮されているというところがポイントですね。
また、ランナーは車道の第一車線左側を走ることが原則ルールとなっています。
箱根駅伝の往路のスタート地点とゴール地点は?
それでは次に、箱根駅伝の往路のスタート地点とゴール地点の目印について見ていきたいと思います。
箱根駅伝 往路スタート地点はどこ?
読売新聞社ビル北側の歩道にある「箱根駅伝スタートライン」金プレートの位置になります。
往路のスタート地点は東京の大手町にある読売新聞社前ということになっていますが、具体的な目印があるのか気になりますよね。
スタート地点の目印があるのは読売新聞社ビルの北側の片道一車線の道路。
その歩道に「箱根駅伝スタートライン」という文字が刻まれている金のプレートがあります。
また、その近くには箱根駅伝のコースが浮世絵で描かれたものも展示されていますよ。
興味のある方は立ち寄ってみると面白いかもしれませんね。
箱根駅伝 往路ゴール地点はどこ?
芦ノ湖にある標柱「東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール」の位置になります。
箱根駅伝往路のゴール地点は神奈川県の箱根町にある芦ノ湖です。
そして隣接している箱根駅伝ミュージアム横の駐車場入口に標柱があり「東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール」と刻まれています。
これが往路ゴール地点の目印です。
とても分かりやすいですね。
箱根駅伝の復路のスタート地点とゴール地点は?
それでは最後に、箱根駅伝の復路のスタート地点とゴール地点の目印について見ていきましょう。
箱根駅伝 復路スタート地点はどこ?
芦ノ湖にある標柱「東京箱根間往復大学駅伝競走復路スタート」の位置になります。
箱根駅伝の復路のスタート地点は往路のゴール地点と同じ、神奈川県の箱根町にある芦ノ湖です。
そして実は往路のゴール地点にあった同じ標柱に「東京箱根間往復大学駅伝競走復路スタート」と刻まれているんです。
箱根駅伝ミュージアムを訪れた際には、駐車場入り口の標柱の両面をチェックして往路のゴールと復路のスタートの文字を確認してみてくださいね。
箱根駅伝 ゴール地点はどこ?
読売新聞社ビルの南側に設置されている「絆の像」の位置になります。
箱根駅伝のゴール地点は、スタート地点と同じ東京の大手町にある読売新聞社前になります。
そしてゴール地点の目印は、読売新聞社ビルの南側に設置されている「絆の像」。
スタート地点の目印は読売新聞社ビルの北側なので微妙に位置が異なるんですね。
こちらは東京駅から歩いて行ける距離にあるということで、訪れる人もたくさんいるようです。
ランナーがゴールテープを切った瞬間の姿をモデルにした銅像で表情もリアルに表現されているとのこと。
また銅像の近くには歴代の優勝校の銘板も設置されているそうですよ。
箱根駅伝ファンは一度は訪れてみたい場所なのではないでしょうか。
箱根駅伝のスタートまとめ
箱根駅伝のスタートのしかたやスタート地点・ゴール地点についてご紹介してきました。
スタートラインでの並び方は成績順になっているということが分かりました。
また、スタート地点やゴール地点にはちゃんとした目印や標柱、銅像があるというのはとても興味深かったです。
お住まいの場所によっては簡単に行ける場所ではないかもしれませんが、観光のついでに足を伸ばしてみるというのも良いのではないでしょうか。