オリンピックなどで聞くことのあるドーピング検査。
スポーツの有名な大会であれば当然のように行われていると思われます。
箱根駅伝も注目度が高い駅伝大会ということで、ドーピング検査はしているのだろうか?と疑問に感じる方もいるようですね。
ということで調べてみました。
箱根駅伝ではドーピング検査してるの?
結論からお伝えすると、箱根駅伝でもドーピング検査は行われています。
箱根駅伝の開催概要の中で、ドーピング検査に関して明確に記載されているんですよ。
以下、その部分を引用しておきますのでご確認ください。
第100 回東京箱根間往復大学駅伝競走 開催要項
- ドーピングコントロール 1) ドーピング検査
ワールドアスレティクスアンチ・ドーピング規則および規定、もしくは日本アンチ・
ドーピング規程に基づいて行われる。
なお、本大会の前もしくは後のドーピング検査では、尿又は血液 (あるいは両方) の
採取が行われる。該当者は指示に従って検査を受けること。なお、競技会時、ドーピン
グ検査の対象となった場合、顔写真付きの身分証明書が必要となる。顔写真のついた学
生証、運転免許証、顔写真が鮮明なパスポートコピーなどを持参すること。
2) TUE 申請
禁止表国際基準で定められる禁止物質・禁止方法を病気の治療目的で使わざるを得ない
競 技 者 は “ 治 療 使 用 特 例 ( TUE ) ” の 申 請 を 行 わ な け れ ば な ら ない。
詳 細 に つ い て は 、 日 本 陸 上 競 技 連 盟 医 事 委 員 会 の ホ ー ム ペ ー ジ
(http://www.jaaf.or.jp/about/resist/medical/)、または日本アンチ・ドーピング
機構ホームページ(http://www.playtruejapan.org/)を確認すること。
ドーピング検査に関して開催概要とともに、競技実施要項にも記載されています。
第 100 回東京箱根間往復大学駅伝競走 競技実施要項
- そ の 他 禁止薬物の使用は厳禁とする。「開催要項 21.ドーピングコントロール」に従って検査を実施する。
開催概要や競技実施要項を見ていくと、こんなに細かくルールで決まっているんだと驚くこともあるのですよね。
服装やたすきに関しての規約を知ってから実際に走っている選手たちを観ると、今まで気に留めていなかった点にも注目できて面白いですよ。
たすきに関しては別途記事を書いていますので気になる方はご覧ください。
箱根駅伝のたすきのルールを詳しく知りたい方はこちら
>>>箱根駅伝の襷(たすき)のルールとは?繰上げスタート時は色が違う?
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>>>【超初心者】箱根駅伝のたすきのルールとは?受け渡しについても
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箱根駅伝のドーピング検査で過去に違反した選手はいたの?
箱根駅伝でドーピング検査が行われているということは分かったのだけど、これまで違反した選手はいたのだろうか?という疑問も出てくるかもしれませんね。
こちらに関しては、スポーツ報知のニュースの記事にて以下のように書かれていました。
箱根駅伝では、世界陸連アンチ・ドーピング規則および規定、もしくは日本アンチ・ドーピング規程に基づいてドーピング検査行われているが、これまで、違反選手はいない。
スポーツ報知 出雲雲駅伝出場選手がドーピング違反 所属チームは失格に