箱根駅伝の襷(たすき)のルールとは?繰上げスタート時は色が違う?

 

箱根駅伝というと区間新記録や優勝タイムや〇連覇達成!など、なにかと記録に注目が集まりがちですが、箱根駅伝の重要アイテムである襷(たすき)についてどのくらい気にしたことがあるでしょうか?

当たり前のように行われているたすきリレーですけれど、実は決められた場所でたすきを渡さなければならなかったり、たすきに書いてはいけないことなど、意外と細かいルールが存在しているんです。

また、チームごとにたすきの色もカラフルで様々な色が使われているんですよ。

そこでここでは、箱根駅伝で使われるたすきについて分かりやすく解説していきたいと思います。

第98回大会(2022年)箱根駅伝に出場する参加大学のチームカラーについてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね。

 

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【超初心者】箱根駅伝のたすきのルールとは?受け渡しについても

 

 

箱根駅伝の襷(たすき)のルールとは?繰上げスタート時は色が違う?

 

それではまず箱根駅伝のタスキのルールについて、公式の規約文を引用しながら簡単に解説していきますね。

 

箱根駅伝のタスキのルール

 

箱根駅伝で使われる襷(たすき)に関しては、以下のルールが定められています。

 

・事前に関東学生陸上競技連盟にたすきを2本提出する

 

・関東学生陸上競技連盟に提出した2本のたすきのうち、1本はスタートからフィニッシュまで使用し、残りの1本は大会本部で保管する

 

・たすきは肩から斜め脇下にかけて走行する

 

タスキを2本提出するのは、もしもの時のための保険ということなのでしょうね。

タスキの掛け方まで決められていたのは意外だったかもしれませんけれど、確かにすべての選手が肩から斜め脇下にかけて走るのは当たり前のように思っていました。

 

タスキに記載できるもの・できないもの

 

他にも以下のように細かく指定されていることや、禁止されていることがあります。

 

・たすきに記載(表示)できるのもは、大学名、校章、大学を示すマークのみ(それ以外の記載は一切認めない)

 

特に企業名のロゴや商標などをたすきに記載することは厳禁

 

繰り上げスタート・途中棄権の際に使われるたすきの色と特例

 

箱根駅伝を観戦していて、初めにしていたたすきが変更になる時があります。

それは、繰り上げスタートになった場合途中棄権した場合

繰り上げスタートになった場合には、以下のような決まりがあるんですよ。

 

【繰り上げスタートの際に使われるたすきの色】

 

繰り上げスタートとなったチームは、大会本部が用意する黄色と白色のストライプのたすきを使用する

 

 

【繰り上げスタートの際のたすきに関する特例】

 

繰り上げスタートとなった場合においても、5区10区に限り、チーム独自のたすきを使用することができる

 

 

 

☆ポイント☆

繰り上げスタートとなってしまうと、それまで繋いできたチームのたすきが途切れてしまうことになります。

どのチームも、1区から10区まで、自分たちのチームのたすきを繋ぎたいと思うものですよね。

しかしながら、繰り上げスタートになってしまうと、大会本部が用意したたすきを使わなければならないので、チームのたすきを最後まで繋ぐことが叶わなくなってしまいます。

そんな選手の想いに配慮したのが、繰り上げスタートの際のたすきに関する特例なんですよ。

往路のフィニッシュ地点である5区と、復路のフィニッシュ地点である10区に限っては、チームのたすきをかけてゴールをさせてあげようという配慮と、戦い抜いてゴールをしたことに対する敬意の表れが、この特例に込められています。

 

途中棄権の場合のたすきの決まりは、以下になります。

 

【途中棄権の際に使われるたすきの色】

 

途中棄権となったチームは、繰り上げスタートと同様に、次区間からは大会本部が用意する黄色と白色のストライプのたすきを使用する

 

【途中棄権の際のたすきに関する特例】

 

途中棄権となった場合は、10区に限り、チーム独自のたすきを使用することができる

 

 

参考 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走 競技実施要項関東学生陸上競技連盟HP

 

関東学生連合チームのたすきの色は?

 

関東学生連合チームのたすきの色と文字も決まっているのですよ。

・関東学生連合チームのたすきの色は白地で、赤い文字「KGRR」(関東学生陸上競技連盟のロゴマーク)、関東学生連合と書かれています。

 

参考 関東学生連合チームWikipedia

 

箱根駅伝のタスキの受け渡しについてのルールとは?

 

それでは次に、箱根駅伝のタスキリレーをする際のルールと、過去に起こったタスキのトラブルについて、見ていきたいと思います。

 

タスキの受け渡しをする場所について

 

タスキの受け渡しをする場所についても決まりがあるんですよ。

 

・中継所におけるタスキの受け渡しは、車道以外の区域または車道左端で行う。

 

前走者が完全に所定の中継線に到達してから、中継線より進行方向20mのところに引かれた白線の間で、タスキの受け渡しを行う。

 

 

参考 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走 競技実施要項関東学生陸上競技連盟HP

 

過去にあったタスキの受け渡しミスとは?

 

通常ですと、たすきを受け取る選手が中継所に待機をしていて、前走者からのたすきリレーがスムーズに行われるのですが、このたすきリレーでミスが相次いだ大会がありました。

たすきの受け渡しミスが発生したのは、第95回大会(2019年)、駒澤大学と国士舘大学です。

どんなミスがあったのかというと、中継所に到着したにも関わらず、たすきを渡す選手がいなくて、タイムロスをしてしまったというもの。

1秒でも速くたすきを渡そうと走ってきたのに、たすきを渡す選手がいないというのは、ちょっとびっくりしますよね。

当然、前を走る選手の状況を把握しながら待機をしているはずなのですが、当時2区を任されていた駒澤大学の山下一貴選手は、「1区を走る選手の到着まであと1kmと聞いていたので、まだ3分くらいはかかるかと思っていたのですが、思いのほか速く来てしまった。」というコメントを残しています。

とはいえ、中継所にも運営スタッフが配備されていますから、前走者が見えた段階で次の選手が準備をしていなかったら、声を出して呼び出すなどしても良いのではないかな?と思ってしまいますよね。

今後はこのようなミスが起こらないと良いですね。

参考 「選手がいない」タスキリレーでミス相次ぐ箱根駅伝 わずか9秒差の7位だったのが...<br /> JCASTニュース

 

箱根駅伝2022年出場大学のたすきの色の呼び方も紹介!

 

 

それでは最後に、第98回大会(2022年)箱根駅伝に出場した20チームについて、たすきのカラーやその呼び方をご紹介していきたいと思います。

中には、たすきの色ではなく、ウエアのカラーで呼ばれているチームもあるようですよ。

ここでは、たすきのカラーと呼び方の色が同じ場合は1色のみを、呼び方の確認ができていないチームについては、たすきのカラーのみを記載していますので、予めご了承いただいたうえで、参考になさってみてくださいね。

 

チーム名カラー呼び方
駒澤大学藤色
創価大学青と赤のストライプ
東洋大学鉄紺
早稲田大学臙脂(エンジ)
青山学院大学フレッシュグリーン
東海大学東海ブルー
順天堂大学白×赤
帝京大学ファイヤーレッド×灰色ファイヤーレッド
國學院大學黒×赤紫
東京国際大学紺青
明治大学紫紺色
中央大学
日本体育大学
山梨学院大学プルシャンブルー
神奈川大学プラウドブルー(紫紺色)
法政大学法政ブルー×オレンジ法政ブルー
中央学院大学紫(文字は黄色)
駿河台大学水色×黒色
専修大学臙脂(えんじ)×深緑のツートーン
国士舘大学赤×青

 

このように、たすきやウエアのカラーは、大学のイメージカラーが反映されているものが多く、走っている選手を見ただけで、どのチームなのかというが一目で分かるようになっているんですね。

同じ青色でも、濃い青だったり、紫に近い青だったり、微妙に違うことが分かります。

 

 

箱根駅伝の襷(たすき)のルールまとめ

 

箱根駅伝で使われるたすきについて、チームカラーやたすきリレーのルールなど、ちょっとマニアックな視点からご紹介していきました。

箱根駅伝ではよく「1本のたすきを繋ぐ」という言葉だったり、「たすきが途切れた」という言葉が使われますが、こうしてたすきのルールを見ていくと、その言葉の意味も分かってくるのではないでしょうか。

選手ひとりひとりの想い、チームの想いが、その1本のたすきに込められているからこそ、見ている私たちも、その走っている姿に感動をするのかもしれませんね。

 

箱根駅伝のルールや基礎知識について詳しく知りたい方はこちら

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