毎年1月2日と3日の2日間に渡って行われる箱根駅伝。
この箱根駅伝ですが、どんなチームが出場できるのかご存じでしょうか?
テレビを見ていると毎年同じようなチームが出場しているようにも見えますが、実は出場校の半分は、予選会を勝ち抜いてきたチームなんですよ。
では、どのくらいのチームが予選会に出場して、箱根駅伝の本戦に出場することができると思いますか?
ということで、ここでは箱根駅伝の予選会にスポットを当てて、予選会のルールや順位の決め方、そして出場資格と条件についてもご紹介していきたいと思いますので、どうぞ最後までご覧になってみてくださいね。
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箱根駅伝の予選会の出場資格や条件とは?
それでは次に、箱根駅伝予選会の出場資格と条件について見ていきたいと思います。
第99回箱根駅伝大会(2023年)の予選会の参加資格は次の通り。
・2022 年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満であること。
・1校1チームまで
・エントリーは10名以上14名以下
・出場できる人数は10名以上12名以下
・申込期日前日までに、各校エントリー者全員が10000mを34分以内のトラック公認記録を持っていること。
となっています。
出場資格を見てみるとお分かりになるかと思うのですが、箱根駅伝の予選会に出場できるのは関東学生陸上競技連盟に加入している大学と決められているので、箱根駅伝には関東の大学しか出場していないということになるんですね。
なぜ箱根駅伝の予選会に関東の大学しか出ていないの?という質問も多いのですが、出場資格のルールで決められているからなんですよ。
また、さきほど予選会の順位の決め方の中でも触れたように、1チーム上位10人の合計タイムを競うため、エントリー人数及び出場者数は最低10人が必要になってきます。
1チームの人数編成について簡単にまとめてみると、エントリーは14人まで可能ですが、出場できるのは12人まで、順位を決める対象となるのはチーム内の上位10人まで、ということに。
参考 第99回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項 箱根駅伝公式ホームページ
箱根駅伝予選会2023の日程や開催場所は?
第99回(2023年)箱根駅伝予選会の日程と開催場所は、以下の通りになります。
・日程:2022年10月15日(土)9:35 スタート
・場所:陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
これまでは、予選会でも一般客の応援もあり、大変盛り上がっていたようなのですが、今回もテレビなどを通しての応援を頂ければというお願いがされています。
今年こそ予選会を見たいと思っていた方にとっては、昨年に引き続き残念なニュースかもしれません。
日々、コロナウィルスの状況下が変わっているので、今後も変更されることが予想されます。
新しい情報が入りましたら、こちらのページでもお伝えしますね。
参考 第 99 回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会<br /> 応援に関するお願い箱根駅伝公式ホームページ
箱根駅伝予選会の順位の決め方は?
箱根駅伝予選会のその順位の決め方について見ていきたいと思います。
箱根駅伝の予選会は、陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街地を抜け、国営昭和記念公園をゴールとしたハーフマラソン(21.0975km)で行われ、1チーム10人~12人以下で走り、上位10人の合計タイムが少ないチームが上位となります。
※ 2019年度までは20kmレースでしたが、2020年度からハーフマラソンに変更になりました。
そして、予選会出場校のうち、上位10チームが箱根駅伝の本戦に進むことができるのですが、この箱根駅伝の予選会、何チームが参加していると思いますか?
第99回箱根駅伝予選会には、43校が参加します。
毎年40校前後の大学が予選会に出場しているのですが、そのうち上位10校しか箱根駅伝の本戦に進むことができないんですよ。
予選会といえども、シビアな戦いがそこには繰り広げられているのですよ。
ちなみに、箱根駅伝の本戦に出場することができるのは、前回大会でシード権を獲得した上位10チーム(予選会は免除)と予選会上位10チーム、そして順位のつかないオープン参加となる関東学生連合チームの合計21チームになります。
箱根駅伝予選会ルールまとめ
箱根駅伝の予選会のルールについてお伝えしてきました。
箱根駅伝の予選会だからといって、駅伝が行われるわけではないんですね。
なぜ箱根駅伝は関東の大学しか出ていないの?といった理由についても、分かっていただけたでしょうか。
箱根駅伝の本戦とはまた違った緊張感のある熾烈な戦いが繰り広げられています。
日本テレビ系列で放送されるので、ぜひテレビ観戦で応援ください。