毎年1月2日と3日の2日間に渡って行われる箱根駅伝。
この箱根駅伝ですが、どんなチームが出場できるのかご存じでしょうか?
テレビを見ていると毎年同じようなチームが出場しているようにも見えますが、実は出場校の半分は、予選会を勝ち抜いてきたチームなんですよ。
では、どのくらいのチームが予選会に出場して、箱根駅伝の本戦に出場することができると思いますか?
ということで、ここでは箱根駅伝の予選会にスポットを当てて、予選会のルールや順位の決め方、そして出場資格と条件についてもご紹介していきたいと思いますので、どうぞ最後までごらんください。
2024年1月2日と3日に開催される箱根駅伝は、第100回目ということで通常ルールから大きな変更があります。
変更したルールに基づいて箱根駅伝の予選会の出場資格や条件、順位の決め方について書いていますのでその旨ご了承ください。
第100回箱根駅伝予選会の出場資格や条件とは?
それでは次に、箱根駅伝予選会の出場資格と条件について見ていきたいと思います。
第100回箱根駅伝大会(2024年)の予選会の参加資格は次の通り。
・2023年度日本学生陸上競技連合男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満であること。
・1校1チームまで
・エントリーは10名以上14名以下
・出場できる人数は10名以上12名以下
・2022年1月1日(土)より 2023年10月1日(日)までに、各校エントリー者全員が10000mを34分00秒以内のトラック公認記録を持っていること。
となっています。
出場資格を見てみるとお分かりになるかと思うのですが、箱根駅伝の予選会に出場できるのはこれまでは関東学生陸上競技連盟に加入している大学と決められていました。
しかし2023年度の箱根駅伝は100回記念大会ということで、箱根駅伝の予選会に出場できるのが日本学生陸上競技連合男子登録者に変更に。
第100回記念大会ということで、関東の大学以外の地方の大学にも予選会に出場する門戸が開かれました。
とはいえ、1チーム上位10人の合計タイムを競うため、エントリー人数及び出場者数は最低10人が必要になってきます。
1チームの人数編成について簡単にまとめてみると、エントリーは14人まで可能ですが、出場できるのは12人まで。
順位を決める対象となるのはチーム内の上位10人までというルールは通常通りになります。
参考
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 要項 箱根駅伝公式ホームページ
箱根駅伝予選会2024の日程や開催場所は?
第100回(2024年)箱根駅伝予選会の日程と開催場所は、以下の通り。
・日程:2023年10月14日(土)9:35 スタート
・場所:陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
開催場所は、いつも箱根駅伝予選会が開催される場所で行われます。
箱根駅伝予選会の順位の決め方は?
箱根駅伝予選会のその順位の決め方について見ていきたいと思います。
箱根駅伝の予選会は、陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街地を抜け、国営昭和記念公園をゴールとしたハーフマラソン(21.0975km)で行われ、1チーム10人~12人以下で走り、上位10人の合計タイムが少ないチームが上位となります。
※ 2019年度までは20kmレースでしたが、2020年度からハーフマラソンに変更になりました。
そして予選会出場校のうち、箱根駅伝2024予選会では上位13チームが箱根駅伝の本戦に進むことができることに。
箱根駅伝2024の予選会には、何チームが参加が決まっていると思いますか?
毎年40校前後の大学が予選会に出場しているのですが、今年は近畿や関東地区などの11チームも加わり、57校といつもより多くの大学が参加。
それでも、そのうちの上位13校しか箱根駅伝の本戦に進むことができないんですよね。
予選会を通過するだけでも非常に厳しい戦いを勝ち抜く必要があります。
ちなみに、第100回箱根駅伝(2024年)の本戦に出場することができるのは、前回大会でシード権を獲得した上位10チーム(予選会は免除)と予選会上位13チームの合計23チームになります。
第100回箱根駅伝予選会ルールまとめ
第100回箱根駅伝予選会のルールについてお伝えしてきました。
箱根駅伝の予選会だからといって、駅伝が行われるわけではないんですね。
通常では関東の大学しか出場権のない箱根駅伝予選会ですが、今年は特別。
箱根駅伝の本戦とはまた違った緊張感のある熾烈な戦いが繰り広げられる予選会。
地方の大学から箱根駅伝出場できる大学が出てくるのか?
気になる第100回箱根駅伝予選会は、史上初めて地上波全国ネットで生中継されます。
中継は10月14日午前9時25分~11時25分全国の日本テレビ系列で放送。
TVerでもスペシャルライブ配信されるのでネットでも観戦を楽しみましょう。