【箱根駅伝】順天堂大学の出場回数や成績は?有名出身選手も

 

第98回大会(2022年)箱根駅伝では、総合2位となった順天堂大学

箱根駅伝への出場回数は63回、過去に11回の優勝経験を持つ常連校でもあるんです。

しかし、最後に総合優勝を手にしたのは第83回大会(2007年)ということで、10年以上もの間、総合優勝から遠ざかっているんですよね。

果たして今のチームで優勝することができるのでしょうか?

そこでここでは、箱根駅伝における順天堂大学の歴史や現在のチーム状況などについて調べてみたことをご紹介していきたいと思います。

順天堂大学出身の有名選手などについてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね。

 

 

箱根駅伝での順天堂大学の出場回数や成績は?

 

それではまず、箱根駅伝における順天堂大学の歴史や、箱根駅伝の出場回数、箱根駅伝での成績についてご紹介していきたいと思います。

 

箱根駅伝における順天堂大学の歴史

 

順天堂大学陸上競技部創部1952年(昭和27年)

箱根駅伝への出場回数は63回、1980年代に達成した4連覇を含め、これまで11回の総合優勝を飾っている箱根駅伝の常連校です。

また、復路に強いということから、「逆転の順大」「復路の順大」と呼ばれていたこともあるそうですよ。

過去10年の成績を振り返ってみると、シード権を逃している年もありますが、10年連続で出場していることから、総合力が高いことも伺えます。

しかし、最後に総合優勝をしたのは第83回大会(2007年)ということで、長らく総合優勝から遠ざかっているんですね。

一時期は途中棄権や予選会敗退なども経験し、厳しいシーズンを乗り越えてきた、そんなチームでもあるんです。

ちょうどそのころ、現監督である長門俊介さんがコーチに就任

当時、なかなか勝てない状況にあった選手たちの中では、勝つために必要な「自信」がないと感じた長門俊介監督は、チームの見直しと練習への取り組み方、そして選手たちの意識改革の指導を行いました。

その成果は第92回大会(2016年)総合6位、第93回大会(2017年)総合4位といった順位にも少しずつ見え始めます。

クロスカントリーを重きに置いたトレーニングを積み重ねることで、体も鍛えられ、選手がケガをすることが少なくなったということも、順天堂大学が再び強さを取り戻した大きな理由となったようです。

第97回大会(2021年)では総合7位となり1年振りにシード権を獲得。

第98回大会(2022年)では、往路5位、復路5位でありながらも総合タイムでは2位となり、2023年の第99回箱根駅伝では優勝争いに加わるであろうと期待が膨らみます。

次回こそは、総合優勝を手にしたいですよね。

ぜひ注目してみてくださいね。

 

そのほかの箱根駅伝に関する記録は、以下になります。

 

順天堂大学 箱根駅伝の成績

 

順天堂大学 箱根駅伝の成績
 記 録回 数
出場回数63回
シード出場回数52回
総合優勝回数11回
往路優勝回数8回
復路優勝回数9回
区間賞獲得数78回

※ 2022年4月現在

 

順天堂大学 箱根駅伝の今までの順位記録

 

順天堂大学 箱根駅伝の今までの順位記録
回・年総合順位往路順位復路順位
98回
2022年
2位5位5位
97回
2021年
7位7位8位
96回
2020年
14位14位15位
95回
2019年
8位7位13位
94回
2018年
11位8位13位
93回
2017年
4位3位6位
92回
2016年
6位7位8位
91回
2015年
12位15位10位
90回
2014年
16位19位9位
89回
2013年
6位8位7位
88回
2012年
7位13位5位
87回
2011年
本大会に出場なし
86回
2010年
本大会に出場なし
85回
2009年
19位18位21位
84回
2008年
棄権(5区)往路・復路・総合記録なし
83回
2007年
1位1位1位
82回
2006年
4位1位10位
81回
2005年
5位4位6位
80回
2004年
5位12位2位
79回
2003年
8位7位10位
78回
2002年
2位3位3位
77回
2001年
1位2位1位
76回
2000年
2位5位2位
75回
1999年
1位2位1位
74回
1998年
5位10位4位
73回
1997年
9位8位7位
72回
1996年
3位6位4位
71回
1995年
棄権(10区)復路・総合記録なし(往路4位)
70回
1994年
3位3位3位
69回
1993年
9位13位5位
68回
1992年
3位8位1位
67回
1991年
6位9位1位
66回
1990年
5位4位7位
65回
1989年
1位1位1位
64回
1988年
1位1位1位
63回
1987年
1位3位1位
62回
1986年
1位5位1位
61回
1985年
2位2位3位
60回
1984年
3位5位3位
59回
1983年
3位3位3位
58回
1982年
1位2位2位
57回
1981年
1位1位2位
56回
1980年
2位3位2位
55回
1979年
1位1位2位
54回
1978年
2位1位5位
53回
1977年
4位4位4位
52回
1976年
5位5位4位
51回
1975年
2位3位3位
50回
1974年
3位3位3位
49回
1973年
4位3位5位
48回
1972年
4位4位4位
47回
1971年
2位3位2位
46回
1970年
2位4位3位
45回
1969年
3位2位3位
44回
1968年
3位2位5位
43回
1967年
2位4位2位
42回
1966年
1位1位2位
41回
1965年
3位4位3位
40回
1964年
5位10位4位
39回
1963年
5位6位6位
38回
1962年
11位10位10位
37回
1961年
10位12位10位
36回
1960年
13位15位7位
35回
1959年
12位15位10位
34回
1958年
10位12位10位
33回
1957年
~1回
1920年
本大会に出場なし

※ 2022年4月現在

 

参考 過去の記録箱根駅伝 東京箱根間往復大学駅伝競走公式ホームページ

 

箱根駅伝の歴代優勝校の記録はこちら
>>>箱根駅伝 歴代優勝校の記録
箱根駅伝 歴代優勝校の記録

 

順天堂大学出身の有名選手

 

それでは次に、順天堂大学出身の有名選手(今井正人・塩尻和也・松枝博輝)3名についてご紹介していきたいと思います。

順天堂大学出身の有名選手(今井正人)

 

★今井 正人(いまい まさと)

【経歴やどんな選手か?魅力なども】

1984年4月2日生まれ 福島県南相馬市生まれ。

福島県立原町高等学校卒業。

小中学校の頃は、野球部に所属しながら駅伝にも出場していたという今井正人選手。

中学3年生のときには、都道府県対抗男子駅伝の福島県代表として出場し、区間3位という記録も持っています。

高校に入学してから本格的に陸上を始めた今井正人選手は、高校1年生のときには福島県高校新人競技会の5000m優勝2年生のときには都道府県対抗駅伝では5区を走り区間新記録を樹立、さらに3年生のときにはインターハイ5000mで5位(日本人2位)といった成績を残すなど、様々な大会で強さを発揮しました。

高校卒業後は順天堂大学へ進学。

第81回大会(2005年)箱根駅伝において、最も険しい山上りの5区を走った今井正人選手は11人を抜くごぼう抜きを達成したことに加えて区間新記録も更新

さらにコースが延長された翌年の第82回大会(2006年)5区でも区間賞を獲得、そして第83回大会(2007年)でも5区を任されると、5位でタスキを受け取りながらも驚異的なスピードで上り坂をかけ抜け首位に立ち、自身の記録を上回る区間新記録を打ち出してゴールをするという、とてつもない強さを見せました。

この3年連続で、しかも5区での区間新記録を出した姿に、テレビ中継で「山の神」と呼ばれたことから、今でも「元祖・山の神」として知れているんですね。

大学を卒業後はトヨタ自動車九州に入社。

社会人1年目に出場した松江玉造ハーフマラソン(2007年9月)優勝を飾ると、続く大牟田10マイルでも2位に入賞、2010年のニューイヤー駅伝(4区)ではなんと12人抜きを達成して、区間2位に躍り出たこともあるんです。

2008年からチームの主将を任されている今井正人選手は、2021年現在もチームを牽引して活躍されています。

駅伝で活躍する一方で、マラソンではあと一歩のところでオリンピック出場に手が届かず、リオデジャネイロオリンピック(2016年)、東京オリンピック2020(2021年)に出場することは叶いませんでした。

38歳となった今もなお現役で走り続ける今井正人選手、これからも目が離せませんね。

 

【箱根駅伝での成績】
第80回大会(2004年) 2区 10位
第81回大会(2005年) 5区 1位(区間新)
第82回大会(2006年) 5区 1位(区間賞)
第83回大会(2006年) 5区 1位(区間新)

 

【大学卒業後の主なマラソン記録】
2008年 北海道マラソン 10位(初マラソン)
2011年 福岡国際マラソン 4位
2014年 別府大分毎日マラソン 2位
2014年 ニューヨークシティマラソン 7位(日本人1位)
2015年 東京マラソン 7位(日本人1位)
2019年 東京マラソン 6位

 

【自己ベスト】
5000m 13分47秒15(2014年)
10000m 28分18秒15(2010年)
ハーフマラソン 1時間02分37秒(2005年)
マラソン 2時間07分39秒(2015年)

 

順天堂大学出身の有名選手(塩尻和也)

 

★ 塩尻 和也(しおじり かずや)

【経歴やどんな選手か?魅力なども】

1996年11月8日生まれ 群馬県伊勢崎市出身。

群馬県立伊勢崎清明高校卒業。

塩尻和也選手が通っていた伊勢崎市立境北中学校には陸上部がなかったことから、中学時代はテニス部に所属していたのだそうです。

幼い頃から長距離を走ることが得意だった塩尻和也選手は、高校入学を機に陸上を始めました。

高校2年生のときにはインターハイ3000mSC(障害)で5位に入賞、高校3年生のときには群馬県高校総体の3000mSCで当時の高校歴代6位の記録で優勝、そしてインターハイ3000mSCでも優勝するなど、数々の素晴らしい成績を残しています。

高校を卒業後は順天堂大学へ進学。

高校時代と変わらず3000mSCへのレースも出場しながら、箱根駅伝にも4年連続(2区)で出場するといった活躍ぶり。

なかでも、大学2年生の時に出場した第93回大会(2017年)では8人抜きを達成しているなんて、すごいですよね。

また、日本インカレの3000mSCでは2015年大会から4年連続で優勝するなど、障害物距離走でも駅伝でも大活躍でした。

2017年の第29回出雲駅伝では、3区で区間賞、2018年の第50回全日本大学駅伝では4区で区間賞を獲得しています。

大学を卒業後は富士通に入社。

入社1年目に出場した第23回アジア陸上競技選手権大会(ドーハ)の3000mSCでは見事銅メダルを獲得し、同大会における日本人選手初のメダリストとなりました。

そして、2021年4月に出場した第29回金栗記念選抜中・長距離熊本大会の5000mでは自己ベストを更新する13分22秒80秒をマーク。

富士通での今後の活躍も非常に楽しみです。

 

【箱根駅伝での成績】
第92回大会(2016年) 2区 5位
第93回大会(2017年) 2区 5位
第94回大会(2018年) 2区  10位
第95回大会(2019年) 2区 2位

 

【大学卒業後の主な記録】
第23回アジア陸上競技選手権大会(2019年) 3000mSC 銅メダル
第29回金栗記念選抜中・長距離熊本大会(2021年) 5000m優勝

 

【自己ベスト】

3000m 7分53秒68(2021年)
5000m 13分16秒53(2021年)
10000m 27分45秒18(2021年)
ハーフマラソン 1時間01分22秒(2018年)
3000mSC 8分27秒25(2019年)

 

順天堂大学出身の有名選手(松枝博輝)

 

★ 松枝 博輝(まつえだ ひろき)

【経歴やどんな選手か?魅力なども】

1993年5月20日生まれ 神奈川県南足柄市出身。

小学生のころに箱根駅伝を観戦した際に、「初代・山の神 今井正人選手」の姿を見て、当時から箱根駅伝に憧れを抱いていたという松枝博輝選手。

そのときから「今井正人選手と同じ大学に入って箱根駅伝で5区を走りたい」と思っていたのだそうです。

そんな松枝博輝選手ですが、小学校時代はソフトボール少年だったというギャップもまた面白いですよね。

中学校に入ってから陸上部に入部した松枝博輝選手は、中学3年生のとき全国大会に出場。

そのときの活躍を見た石塚靖夫さん(現星槎国際高等学校監督)にスカウトされ、相洋高等学校へ進学することを決意します。

ところが、長距離ではなく、スピードを磨くために800mに専念した松枝博輝選手。

高校3年生のときにはインターハイにも出場するなど、着実に実績を積み重ねていきました。

高校卒業後は順天堂大学へ進学。

高校時代は800mをメインとしていた松枝博輝選手ですが、順天堂大学に在学中には4年連続で箱根駅伝に出場しているんです。

長距離選手としても素質があることが伺えますよね。

大学卒業後は富士通に入社。

日本最高峰の大会といわれている日本陸上競技選手権大会では2017年2019年男子5000m優勝を飾ったことで、自信を持てるようになったようです。

そして念願の東京オリンピック2020への出場権を手にした松枝博輝選手。

陸上男子5000mに出場し、惜しくも予選敗退となってしまいましたが、オリンピックに出場したということはとても大きな財産となったことでしょう。

松枝博輝選手の今後の活躍にもぜひ注目してみてくださいね。

 

【箱根駅伝での成績】
第89回大会(2012年) 3区 16位
第90回大会(2013年) 8区 11位
第91回大会(2014年) 5区 16位
第92回大会(2015年) 3区 14位

 

【大学卒業後の主な記録】
2015年 第50回千葉クロスカントリー大会 12km 6位(日本人1位)
2017年 第26回金栗記念選抜中・長距離熊本大会 50000m 6位(日本人1位)
2017年 第65回兵庫リレーカーニバル 1500m 優勝
2017年 第28回ゴールデンゲームズinのべおか 50000m 10位(日本人1位)
2017年 ゴールデングランプリ河崎2017 3000m 3位(日本人1位)
2017年 第101回日本陸上競技選手権大会 50000m 優勝
2019年 第103回日本陸上競技選手権大会 50000m 優勝

2021年 全日本実業団駅伝 1区 区間賞
2021年 東京オリンピック2020 出場

 

【自己ベスト】
5000m 13分24秒29(2020年)
10000m 27分42秒73
ハーフマラソン 1時間04分05秒(2013年)

Wikipedia 松枝博輝富士通公式HP 松枝 博輝

 

順天堂大学の長門俊介監督について紹介

 

それでは最後に、順天堂大学の長門俊介監督や、順天堂大学陸上きょうびぐ長距離ブロックについてご紹介したいと思います。

★ 長門俊介(ながとしゅんすけ)監督について

1984年5月4日生まれ 長崎県出身。

長崎県立諫早(いさはや)高校を卒業後、順天堂大学へ進学。

大学を卒業後は、JR東日本ランニングチームにて活躍されました。

長門俊介監督が陸上を始めたのは中学生のころ。

当時、寄せ集めのメンバーで駅伝大会に出場して、県大会まで勝ち進んだとき、のちの高校時代の恩師となる先生の目に留まり、陸上部に誘われたのがきっかけなのだそうです。

高校3年生のときには1500mで大会新記録を収め、順天堂大学に進学したあとも4年連続で9区を任されるなど、チームのエースとして活躍。

大学卒業後に所属していたJR東日本ランニングチームでは、駅伝ではなく主に5000mなどのトラック競技で成績を収められました。

2011年に退社したと同時に順天堂大学陸上競技部コーチに就任2016年から監督に就任され、現在に至ります。

 

【箱根駅伝での成績】
第80回大会(2004年) 9区 4位 1時間10分49秒
第81回大会(2005年) 9区 6位 1時間10分27秒
第82回大会(2006年) 9区 3位 1時間10分13秒
第83回大会(2007年) 9区 1位 1時間10分06秒

 

 

陸上競技部長距離ブロックのここに注目!

 

順天堂大学陸上競技部長距離ブロックのここに注目!という点をご紹介したいと思います。

主な活動拠点は、千葉県にある順天堂大学さくらキャンパス陸上競技場

順天堂大学にはスポーツ健康科学部があり、専門的な研究のもと科学的根拠に基づいたトレーニング方法ウォーミングアップ方法を取り入れているということ。

また、チームドクターや専属トレーナーによる医学的なサポートがあるということも、魅力的ですよね。

そしてまた、このコロナ禍でのトレーニングに苦戦しているチームも多く、順天堂大学も例外ではなかったようです。

全員が一時帰宅となり自主トレがメインとなったことで、各自がトレーニングメニューを考え実践しなければなりませんでした。

それでも各選手が足りないものを補おうとする姿勢が見られ、以前より力が付いた選手が多かったのだそうです。

また、チーム内においても、試合が減ったことへのネガティブな感情よりも、むしろ練習をしっかり積めるといったポジティブ思考に変えていたことも、箱根駅伝での好成績に繋がったようです。

考え方一つで得られるものって大きいんだなと改めて感じますね。

そして、先輩後輩の壁をなくすよう、後輩を笑わせたり話しやすい雰囲気づくりを心掛けているといった上級生の配慮も、チーム力に繋がっているのかもしれません。

第97回大会(2021年)の箱根駅伝では1年振りにシード権を獲得した順天堂大学。

更なる高みを目指して頑張って欲しいと思います。

 

順天堂大学を応援するのに参考になるサイトも紹介!

 

・順天堂大学公式ホームページ 男子駅伝
参考 順天堂大学 男子駅伝大学公式ホームページ

・順天堂大学陸上競技部長距離ブロック公式サイト
参考 トップページ順天堂大学陸上競技部長距離ブロック公式サイト

・Twitter 順天堂大学陸上競技部長距離ブロック
参考 順天堂大学陸上競技部長距離ブロック公式TwitterTwitter

・Instagram 順大男子長距離
参考 順大男子長距離公式InstagramInstagram

 

【箱根駅伝】順天堂大学まとめ

 

順天堂大学陸上競技部の箱根駅伝での歴史や記録、そして監督やOB選手などについてご紹介してきました。

箱根駅伝で11回の総合優勝回数を誇る順天堂大学であっても、常に上位を狙えるチーム作りというのは難しいものなのだなと感じました。

先輩から後輩へ受け継がれる意思や想いといったものも、重要になってくるのかもしれませんね。

2023年の第99回箱根駅伝では優勝争いに加わるであろう順天堂大学、チームの選手層の厚さを生かした今後の戦いに注目です。

 

 

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