【箱根駅伝】順天堂大学の歴史や出場回数&成績!注目選手についても

みなさんは箱根駅伝で順天堂大学と聞くと、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?

第95回大会(2019年)終了時点での箱根駅伝への出場回数は60回。

直近での総合優勝こそないものの、過去に総合・往路・復路のすべてで優勝経験を誇るチームというだけあって、順天堂大学といえば青いユニフォームというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

それでは具体的に、順天堂大学は箱根駅伝でどのような道のりを歩んできたのでしょうか?

ここ数年の成績は?また優勝は狙えるの?

ということで、気になる順天堂大学の箱根駅伝での成績について、過去5年間の記録を振り返りながら、順天堂大学の陸上競技部についてご紹介していきたいと思います。

さらに、順天堂大学の監督や順天堂大学出身の有名選手などについてもお伝えしていきますので、箱根駅伝を観戦する際の参考にしてみてくださいね。

箱根駅伝での順天堂大学の歴史や出場回数&成績は?

 

それではまず、箱根駅伝における順天堂大学の歴史や、箱根駅伝の出場回数、そして箱根駅伝での成績についてご紹介していきたいと思います。

【箱根駅伝における順天堂大学の歴史】

 

順天堂大学陸上競技部の創立は1952年。

1980年代には4連覇を達成するなど、箱根駅伝の常連校・強豪校に名に相応しい活躍を見せました。

箱根駅伝での優勝回数は11回を誇り、また復路に強いことから「復路の順大」「逆転の順大」と呼ばれることもあったそうです。

ですが、第83回大会(2007年)以来総合優勝から遠ざかっていて、その後も途中棄権や予選会敗退など、低迷する時期が続くこととなってしまいます。

ちょうどそのころ、現監督の長門俊介さんがコーチに就任、そして監督となりチームを牽引することになってから、改めて現状を見直し、チーム改革が行われました。

まずは、自分に自信を持つこと、そして目標をもって練習に取り組み試合に臨むことの意識改革からスタート。

すると、第92回大会(2016年)は総合6位、第93回大会(2017年)では総合4位という見事な復活劇を遂げました。

クロスカントリーを重きに置くことで、体も鍛えられ、ケガをすることが少なくなったことも、順天堂大学が再び常勝の道を辿る大きな理由となったようです。

第94回大会(2018年)では惜しくも総合11位となってしまいましたが、第95回大会(2019年)では総合8位に浮上。

第96回大会(2020年)での更なる飛躍に期待が高まります。

そのほかの細かい記録は、以下をご覧くださいね。

 出場回数  60回
 シード権獲得回数  50回
 総合優勝回数  11回
 往路優勝回数   8回
 復路優勝回数        9回
 区間賞獲得数      76回

 

【過去5年間の成績】

    開催回数・年  総合  往路  復路
   91回(2015年) 12位  15位  10位
   92回(2016年)   6位    7位    8位
   93回(2017年)   4位    3位    7位
   94回(2018年) 11位    8位  13位
   95回(2019年)   8位    7位  13位

 

参考 順天堂大学箱根駅伝 東京箱根間往復大学駅伝競走

順天堂大学出身の有名選手は?

 

それでは次に、法政大学出身の有名選手や注目選手についてご紹介したいと思います。

【順天堂大学出身の有名選手】

 

塩尻 和也(しおじり かずや)

【経歴やどんな選手か?魅力など紹介】

1996年11月8日生まれ 群馬県出身

群馬県立伊勢崎清明高校卒業

塩尻和也選手は、小学校のころから周りの友達よりも走るのが速くて、自分は長距離走が得意なのかもしれないと思っていたそうです。

ですが、中学には陸上部がなく、ソフトテニス部に所属。

高校生になってから陸上部に入って、本格的に陸上に取り組むようになりました。

高校2年生のときには、全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の県代表に選ばれ、高校3年生のときには群馬県高校総体3000m障害で優勝、そしてインターハイの男子3000m障害でも優勝をしています。

そして2015年、順天堂大学に入学してからも、日本陸上競技選手権大会3000m障害で6位入賞、箱根駅伝でも1年生ながら2区に抜擢され、5位と大健闘。

大学2年生のときに出場した箱根駅伝でも2年続けて2区を走り、8人抜きを達成しました。

そのほか、2017年の八王子ロングディスタンス10000mでは日本人学生歴代4位の記録を打ち出したり、2018年の第102回日本陸上競技選手権大会3000m障害では、当時日本歴代8位となる8分29秒14(自己ベスト)で優勝を飾るなど、駅伝だけではなく、陸上競技で幅広く活躍されています。

大学生活最後となった箱根駅伝でも4年連続で2区を走り、10人を抜くごぼう抜きを見せると、区間2位となる1時間6分45秒をマーク。

この記録は2区の日本人最高記録保持者の三代直樹さんが持つ記録を1秒上回るものとなりました。

2019年4月、富士通に入社。

現在も実業団の陸上選手として活躍していて、2019年5月4日に行われた第30回ゴールデンゲームズinのべおかでは、5000mのタイムレース(決勝)に出場し自己新記録となる13分30秒94でゴール、18位となりました。

また、2019年11月にはスポーツシューズメーカーの「DESCENTE(デサント)」と新規にアドバイザリー契約を結んだことを発表しています。

そのほかの、塩尻和也選手の主な成績は以下をご覧くださいね。

【箱根駅伝での成績】

第92回大会(2016年) 2区 5位
第93回大会(2017年) 2区 5位
第94回大会(2018年) 2区 10位
第95回大会(2019年) 2区 2位

【大学卒業後の活躍の記録】

2019年
第1回順天堂大学競技会 3000障害(3組) 1位
第30回ゴールデンゲームズinのべおか 5000m 18位(自己新記録)
セイコーゴールデンブランプリ陸上2019大阪 3000m障害 8位
ホクレンディスタンスチャレンジ2019第5戦 網走大会 10000m 12位

 

今井 正人(いまい まさと)

【経歴やどんな選手か?魅力なども】

1984年4月2日生まれ 福島県小高町出身

福島県立原町高校卒業

小中学生のころは野球部に所属していたという今井正人選手。

陸上を本格的に始めたのは、高校に入学してからなんだそうです。

高校1年生のときには福島県の高校新人競技会5000mで優勝、2年生のときには都道府県対抗駅伝で5区を走って区間賞も獲得しました。

2003年4月、順天堂大学へ入学。

今井正人選手は「元祖・山の神」としても名を馳せているように、箱根駅伝では大学2年生から4年生まで山上りの5区を走り、2年生のときは11人のごぼう抜き、3年生のときには4人のごぼう抜き、そして4年生のときは4位でたすきを受け取るも、快調な走りを見せ首位に躍り出るなど、チームを往路優勝と6年振りの総合優勝に導いた立役者でもあるんです。

このように、今井正人選手は箱根駅伝では5区を走る選手というイメージが強い方も多いと思うのですが、本人曰く、箱根駅伝で一番思い出深いのは、2区を走った1年生のときだったと言います。

初めての箱根駅伝で、イメージトレーニングをしていたにも関わらず、最初の10㎞は緊張をしていて雲の上を走っているような感じだったのだそうです。

やっぱり最初は緊張するものですよね!

そして、順天堂大学を卒業後はトヨタ自動車九州に入社。

社会人1年目に出場した2007年9月の松江ハーフマラソンで優勝、同月大牟田10マイルでは2位入賞、そして九州一周駅伝では区間賞、新人賞、最優秀選手賞を獲得するなど、順調な滑り出しを見せました。

ですが、注目されていたフルマラソンでは思うような結果が出ず、苦悩の道が続くこととなります。

初マラソンとなった2008年8月の北海道マラソンでは、後半にペースダウンし10位、2010年12月の福岡国際マラソンでは5位、2011年3月のびわ湖毎日マラソンでは6位となるなど、当時のマラソン自己ベストを記録するも、満足のいくレースとはなりませんでした。

そして、もっとも大きな出来事は、世界陸上を目前にして髄膜炎になってしまったこと。

2015年の東京マラソンで自己ベストの2時間07分37秒を記録し、日本人最高位の7位に入賞したことで掴んだ世界選手権出場への切符でしたが、欠場を余儀なくされてしまったのです。

その後も、リオデジャネイロオリンピックの代表選出からも漏れ、ようやく手にした2020東京オリンピック選考会のマラソングランドチャンピオンシップ2019でも25位という結果に。

しかし、今井正人選手は2020東京オリンピックへのラストチャンスに向けて、意欲は十分な様子。

ぜひ、ラストチャンスを掴んで、2020東京オリンピックで活躍してほしいなと思います。

そのほかの、今井正人選手の主な成績は以下をご覧くださいね。

【箱根駅伝での成績】

第80回大会(2004年) 2区 10位
第81回大会(2005年) 5区 1位(区間新)
第82回大会(2006年) 5区 1位(区間賞)
第83回大会(2006年) 5区 1位(区間新)

【卒業後の活躍の主な記録】

2018年
北海道マラソン 10位(初マラソン)

2010年
福岡国際マラソン 5位

2011年
びわ湖毎日マラソン 6位
福岡国際マラソン 4位

2012年
びわ湖毎日マラソン 42位

2013年
ニューヨークシティマラソン 6位(日本人男子1位)

2014年
別府大分毎日マラソン 2位
ニューヨークシティマラソン 7位(日本人男子1位)

2015年
東京マラソン2015 7位(2時間07分39秒 自己新記録)

2016年
東京マラソン2016 13位

2017年
東京マラソン2017 14位

2018年
びわ湖毎日マラソン 9位

2019年
東京マラソン2019 6位
マラソングランドチャンピオンシップ 25位

 

順天堂大学の長門俊介監督&陸上競技部ついて紹介!

 

それでは最後に、順天堂大学の長門俊介監督や、順天堂大学陸上競技部についてご紹介したいと思います。

長門俊介(ながと しゅんすけ)監督について

1984年5月4日生まれ 長崎県出身

長崎県立諫早(いさはや)高校を卒業後、順天堂大学へ進学。

大学を卒業後は、JR東日本ランニングチームにて活躍されました。

長門俊介監督が陸上を始めたきっかけは、中学生のころ。

当時、寄せ集めのメンバーで駅伝大会に出場して、県大会まで勝ち進んだとき、のちの高校時代の恩師となる先生の目に留まり、陸上部に誘われたのがきっかけなんそうです。

諫早高校時代には3年連続で全国高校駅伝に出場、順天堂大学に進学してからも、4年連続で箱根駅伝に出場するなど、常に駅伝の主力メンバーとして活躍。

社会人になってからもJR東日本の実業団ランナーとして現役を続け、多くのロードレースやハーフマラソンなどに挑戦しています。

2008年10月13日に行われた新潟ビッグ陸上フェスタ10000mでは3位入賞し、28分54秒84という自己記録を更新、2009年1月11日に行われた第38回雲仙小浜ハーフマラソンでは初の優勝を手にしました。

2011年から順天堂大学陸上競技部コーチに就任、2016年から監督に就任し、現在に至ります。

順天堂大学陸上競技部について紹介!

主な活動拠点は、千葉県にある順天堂大学さくらキャンパス陸上競技場。

順天堂大学にはスポーツ健康科学部があり、専門的な研究のもと科学的根拠に基づいたトレーニング方法やウォーミングアップ方法を取り入れているということ。

また、チームドクターや専属トレーナーによる医学的なサポートがあることも、順天堂大学陸上競技部の強みと言えそうです。

そしてもう一つ、忘れてはいけないのが陸上競技部を陰で支えているスタッフの存在です。

合宿に利用するホテルの予約を入れたり、ミーティングの調整、収支報告など、まるで一つの会社の組織のように選手やマネージャーがスタッフとなって動いているのだとか。

元々陸上をやっていたというスタッフも多いことから、選手の気持ちも理解できる上で、選手の力になりたいと思う気持ちがより強いのかもしれませんね。

2020年も選手・スタッフが一丸となって箱根駅伝に臨みます。

順天堂大学を応援するのに参考になるサイトも紹介!

・順天堂大学HP
参考 男子駅伝順天堂大学HP

・Twitter 順天堂大学陸上競技部(長距離ブロック男子)
参考 順天堂大学陸上競技部(長距離ブロック男子)Twitter

 

【箱根駅伝】順天堂大学まとめ

 

順天堂大学陸上競技部について、箱根駅伝での歴史や記録、そして監督やOB選手などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

箱根駅伝での総合優勝回数が11回というのは、第95回大会(2019年)終了時におけるトップ4位の成績なんです。

そんな常連校、強豪校と言われるチームでさえも、予選落ちをしたりシード権を逃したことがあるということを考えると、常に強くあり続けるというのは本当に大変なことなんだなと思いました。

第83回大会(2007年)以来、総合優勝から遠ざかっている順天堂大学。

第96回大会(2020年)ではどこまで順位を伸ばすことができるのでしょうか。

ぜひ、注目してみてくださいね。

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