箱根駅伝の出場選手が付けているゼッケン(アスリートビブス)の大学名の下にある番号(前半の数字ー後半の数字)にはどういう意味があるかご存知でしょうか?
ゼッケンに書かれている数字には、ある一定の決まりがあるんですよ。
その決まりを知っているのと、知らないとでは箱根駅伝観戦の面白さが全然違ってくるのですよね。
ということで、どんな意味があるのか、超初心者にもわかりやすくお伝えしていきます。
箱根駅伝のゼッケンの番号の意味とは?
箱根駅伝のルールや専門用語について、駅伝ビギナーくんとさくきよの会話を通して説明するシリーズ【超初心者でもわかる箱根駅伝】
今回は、『ゼッケン(アスリートビブス)』について、超初心者にもわかりやすくお伝えしていきますね。
駅伝ビギナーくん
さくきよさん、箱根駅伝に出場する選手のゼッケンには数字が書かれているよね。
この数字ってどういう意味があるの?
なかなかいい点に気がついたね。
ゼッケンの数字にはきちんとした決まりがあるんだよ。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
数字に決まりがあるの?
※ 分かりやすいようにゼッケンの番号を以下から(前半の数字ー後半の数字)で表していきます。
そうだよ。
前半の数字は順位を意味しているんだよ。
詳しく説明すると、
1~10・・・シード順(前年度の順位)
11~20・・・予選会の順位
21・・・関東学生連合チーム
ということ。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
前年の箱根駅伝や、予選会の順位で番号がふられてるんだね。
なるほど。
具体的に言えば、1だったら箱根駅伝の前年度1位の大学ってことになるし、11だったら予選会1位の大学ってことになるってこと。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
数字からそれぞれの順位が分かるんだね。
順位が分かれば大学も分かるってことなんだ。
そうなんだよ。
後半の数字は、エントリー番号を意味しているんだよ。
1~10・・・選手が走る区間
11~16・・・補欠選手
ということ。
具体的に言うと、1だったら1区を走るってことで、11だったら補欠ってことになるの。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
後半の数字は走る区間ってことなんだ。
ゼッケンを見るだけで、シード校として出場しているのか、予選会を通過して出場している大学なのかが分かるし、その選手がどの区間を走るのかも分かるんだね。
決まりを知っていると見分けやすくなるね。
後半の数字の11~16は補欠ってことなんだけど、箱根駅伝ではメンバー変更のルールというのあって、往路も復路もレース開始1時間10前までならメンバーを変更することができるんだよ。
つまり、コースを走っている選手で後半の数字が11~16の選手がいたら、補欠メンバーから正規メンバーに変更になったということも見て分かるんだよ。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
なるほど。
ゼッケンの数字だけで選手のいろいろな情報が分かるんだね。
なかなか考えられているよね。
後、これは補足情報なんだけど、今はゼッケンのことを『アスリートビブス』って呼び方に変更になっているんだよ。
ゼッケンというのは日本だけの呼び方で、海外の大会に出場するアスリートが増えたのもあって、アスリートビブスって言葉に統一したみたい。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
今は、アスリートビブスって言うんだ。
上書きしておきます!
ゼッケンについてもっと知りたい方はこちら
>>>箱根駅伝のゼッケン番号の意味とは?
箱根駅伝のゼッケン(アスリートビブス)番号の意味とは?ルールも
箱根駅伝のゼッケン(アスリートビブス)まとめ
駅伝ビギナーくんとさくきよの会話から、箱根駅伝の『ゼッケン(アスリートビブス)』について理解していただけたでしょうか?
最後にもう一度、箱根駅伝のゼッケン(アスリートビブス)について、駅伝ビギナーくんに簡単にまとめてもらいました。
駅伝ビギナーくん
箱根駅伝のゼッケン(アスリートビブス)の数字について簡単にまとめると、
前半の数字・・・1~10は前年のシード順、11~20は予選会の順位、21は関東学生連合チーム
後半の数字・・・1~10は走る区間、11~16は補欠選手
ということ。
分かりやすく、簡潔にまとめてくれてありがとう。
よくできました!
さくきよ
初心者はこちらで箱根駅伝のルールや基礎知識を学んでおくと、より観戦を楽しめますよ。