【超初心者】箱根駅伝のシード権とは？条件や決め方は？

結論から先にいうと、シード権を獲得できるのは10位まで。

箱根駅伝のルールで、総合成績10位以内に入った大学がシード権（翌年も箱根駅伝に出場できる権利）を取得するって決められてるんだよ。

もしシード権を獲得できなかった場合には、10月に開催される予選会に出場して、その上さらに予選会でも10位以内に入らないと翌年の箱根駅伝に出られないんだよ。

いやいや、予選会には、毎年40前後の大学が参加していて、その中の10位以内に入らないと箱根駅伝には出場できないから、かなりの激戦なんだよ。

しかも箱根駅伝の予選会に加えて、6月に全日本駅伝の予選会、10月に出雲駅伝、11月に全日本駅伝の本戦、1月に箱根駅伝の本戦・・・と、駅伝の年間スケジュールからみても短期間に駅伝大会がいくつもあって、それぞれにコンディションをピークに持っていくのは選手にとってはかなりキツイし、負担も大きいんだよ。

しかも、予選会自体が激戦だから本戦さながらに臨まないといけなくて、選手負担はかなりのものになるので、その予選会をパスできるってものすごいメリットが大きいんだよ。

さらに、シード圏内を走っている10位以内の大学は、テレビ中継でも多く映されるから、大学の宣伝にもなって新入生の増加にも繋がるメリットもあるの。

なので選手にとっても大学にとっても、シード権を獲得できるか、できないかはそれだけ重要ってことなんだよ。