箱根駅伝を観ていると『花の二区』という言葉がよく出てきます。
箱根駅伝では2区区間を花の二区と呼ぶのですけれど、なぜ花の二区と言うのでしょうか?
その理由について超初心者にもわかりやすく説明していきますね。
箱根駅伝の花の二区とは?なぜそう呼ぶのか理由も
箱根駅伝のルールや専門用語について、駅伝ビギナーくんとさくきよの会話を通して説明するシリーズ【超初心者でもわかる箱根駅伝】
今回は、箱根駅伝の『花の二区』について超初心者にもわかりやすくお伝えしていきますね。
駅伝ビギナーくん
さくきよさん、花の二区ってなに?
花の二区というのは、箱根駅伝の2区区間のことだよ。
なぜ2区のことを花の二区と呼ぶのかに答える前に、ちょっとだけ箱根駅伝のおさらいをしておこうか。
箱根駅伝って10区間で構成されているんだけど、それぞれの区間に特徴があるんだよね。
2区はどんな特徴があると思う?
さくきよ
駅伝ビギナーくん
う~ん、あまり考えて観てなかったかも?
2区の大きな特徴としては、1区を走ってきた選手の流れを引き継ぐ重要な区間というのと、最初の難関となる「権田坂」があったりと走りずらい地形なんだよね。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
2区ってそういう特徴があるんだ。
駅伝というのは、どれだけ他の大学よりも先に出るか、どれだけ多くの差を広げるかで勝負が大きく変わるのね。
そういう駅伝において2区はその後のレースの流れを決めるとても重要な区間なの。
それに加えて、最初の難所である「権田坂」があるのと、最後の3キロのアップダウンがきついので、各大学も実力のあるエース級の選手を配置することが多いんだよ。
各大学のエース級の選手が集まったらレースも華やかで見応えあるよね。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
確かにエース級の選手が競っていたら見応えありますね。
なので2区のことを「エース区間」とも呼ぶんだよ。
2区には実力のあるエース級の選手が集まり、さらにそのエースである選手をすぐそばで見たいと思う観客が沿道に集まり、その場が華やかになるという意味があって『花の二区』と呼ばれているんだよ。
さくきよ
駅伝ビギナーくん
なるほど、それで2区を花の二区と呼ぶんだね。
箱根駅伝の花の二区についてもっと知したい方はこちら
>>>箱根駅伝の花の二区の由来や意味とは?
箱根駅伝の花の二区の由来や意味とは?なぜエース区間というの?
箱根駅伝の花の2区まとめ
駅伝ビギナーくんとさくきよの会話から、箱根駅伝の『花の二区』について理解していただけたでしょうか?
最後に、もう一度簡単に駅伝ビギナーくんにまとめてもらいました。
駅伝ビギナーくん
箱根駅伝の花の二区を簡単にまとめると、
2区はレースの流れを決める重要な区間でエース級の選手が多く集まり、それを観るために観客もたくさん集まって華やかになるので『花の二区』と呼ばれている
ということ。
分かりやすく、簡潔にまとめてくれてありがとう。
よくできました!
さくきよ
初心者はこちらで箱根駅伝のルールや基礎知識を学んでおくと、より観戦を楽しめますよ。