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関東学生連合がもし優勝したらどうなる?今までの最高順位は?

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箱根駅伝に出場するチームの中で、「関東学生連合」というチームがあるのをご存知でしょうか?

箱根駅伝には、関東学生陸上競技連盟(通称:関東学連)に加盟している大学が参加できることになっています。

本戦に出場できるのは、前年度大会で10位までに入ってシード権を獲得した大学と、予選会を勝ち抜いた上位10校の大学の合わせて20校なのですが、それらとは別に「関東学生連合」というチームも箱根駅伝に出場することができるんですよ。

関東学生連合チームという名前もあまり聞きなれないですし、どんな選手がチームに参加するの?監督は誰がやるの?など、分からないことも多いのではないでしょうか。

そこでここでは、箱根駅伝に出場することができる関東学生連合チームについて、詳しく見ていきたいと思います。

注意

第100回記念大会となる2024年1月2日と3日に開催される第100回箱根駅伝に関しては、特別ルールに変更となっています。

第100回箱根駅伝では関東学生連合チームは編成されません。

より詳しくは以下の記事で書いていますので、参考になさってくださいね。

箱根駅伝2024(100回大会)の出場校数や出場枠はどうなる?

超初心者でもわかる「第100回箱根駅伝予選会」

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箱根駅伝の関東学生連合チームとは何?

それではまず、関東学生連合チームというのは何なのか?ということについて、簡単にご説明しましょう。

『関東学生連合チーム』とは、毎年10月に行われる箱根駅伝の予選会にて11位以下となってしまった、いわゆる箱根駅伝への出場が叶わなかった大学の中から、個人成績が優秀な選手を選出して構成されたチームのことです。

そのため、「寄せ集めのチーム」と言われることもあるよう。

ですが、” 箱根駅伝の出場機会を広げるために ”ということで導入された経緯もある関東学生連合チームは、本来のチームとしては箱根駅伝には出られなかったけれど、箱根駅伝の舞台に立てるという選手の思いを繋ぐ存在ともいえるのではないでしょうか。

そこで気になるのは、関東学生連合チームの監督は誰がやるの?ということなのではないかと思います。

また、関東学生連合チームという名前の後には「OP」という文字が付け加えられていることがあるのですが、この「OP」とは、どんな意味があるのでしょうか?

次の見出しでもう少し詳しく見ていきましょう。

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OP(オープン参加)の意味や監督は誰がなる?

それでは次に、関東学生連合チームがOPと表記される理由と、関東学生連合チームの監督は誰がなるの?という点について見ていきましょう。

OP(オープン参加)の意味は?

2007年から2013年までは、「関東学連選抜」という名前で参加していたこともあって、他の大学と同様に、チームの順位がつくようになっていました

一人でも多くの大学駅伝ランナーに箱根駅伝出場の機会を、と導入された「関東学連選抜」でしたが、結果的に箱根駅伝に出場している大学の顔ぶれがほぼ同じになっていたことから、「関東学連選抜」は廃止した方がいいのではないか、やはり設けるべきではないか、と幾度も協議が繰り返されました。

協議を重ねた結果、2015年からは「関東学生連合チーム」という名前に変更し、それまでチーム順位がついていたものが廃止され、チーム順位が付かないオープン参加となったのです。

OPというのは、オープン(OPEN)の略称だったんですね。

オープン参加の関東学生連合チームは順位が付きませんので、他の出場校より順位が上でも、参考記録としてしか記録されないこととなっています。

また、チームの記録だけでなく、個人の記録も参考記録扱いになるのですよ。

箱根駅伝は、1区から10区までの区間があって、それぞれ一番速かった選手に区間賞が与えられるのですが、関東学生連合チームの選手が区間賞に該当していたとしても、公式記録には残らないんです。

実際に、2017年の箱根駅伝で10区を走った東京国際大学の照井明人選手が区間賞に相当する記録を出したのですが、「幻の区間賞」となり、ニュースにも取り上げられました。

関東学生連合チームの監督は誰がなる?

そしてもう一つ、関東学生連合チームの監督は誰がなるの?ということに関して見ていきましょう。

これについても、実はあらかじめ決められていて、毎年10月に行われる箱根駅伝の予選会で11位となった大学のチームの監督が就任することになっています。

つまり、関東学生連合チームに参加する選手と監督が決定するのは、毎年10月に行われる予選会の後ということになります。

箱根駅伝に出場するチームは、少なくともその年の初めから箱根駅伝に向けてトレーニングをしたり、合宿をしたりしてチーム作りをしていますが、関東学生連合チームが箱根駅伝に向けて準備ができるのは約2ヶ月。

とっても短いですよね。

ましてや元々所属する大学も様々なので、一つのチームを作り上げるというのはとても大変なようです。

関東学生連合2023のメンバーや監督に関して詳しくはこちら
>>>関東学生連合2023のメンバーや監督は?選手一覧とタイム記録
関東学生連合2023のメンバーや監督は?選手一覧とタイム記録

関東学生連合がもし総合優勝したらどうなる?

それでは次に、関東学生連合チームがもし優勝したらどうなるの?という点について考えてみましょう。

関東学生連合チームの成績は参考記録としてしか残らないため、順位はつかないオープン参加であるとお伝えしましたね。

過去の箱根駅伝では、関東学生連合チームが優勝したことはないので、はっきりとしたことは言えないのですが、現在のルールから考えると、たとえ優勝したとしても、正式なものにならないのではないかと思われます。

2位のチームが繰り上がって、優勝ということになる可能性が高いでしょう。

でももし、関東学生連合チームが優勝したら、特例として認めてもらえたら嬉しいですよね。

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関東学生連合チームの今までの最高順位は?

関東学生連合チームは今まで優勝経験はありませんが、最高順位は何位なんでしょうか?

気になったので調べてみたところ、関東学生連合チームがオープン参加となる前、関東学連選抜として出場していた第84回大会(2008年)で4位という成績を残していました。

このとき監督を務めていたのが、2018年の箱根駅伝で史上6校目となる4連覇を達成した青山学院大学の原晋監督です。

順位が正式に記録として残り、10位内に入ることでシード権も獲得できる関東学連選抜だったということもありますが、当時の原晋監督は選手たちに自ら目標を立てるように言ったそうです。

ただ、関東学連選抜として箱根駅伝に出られれば良いのか、それともシード権を取るのか、優勝を狙うのか、目標を定めることで選手たちのモチベーションを上げようとしたんですね。

そして、選手全員の連絡先も交換して、積極的にコミュニケーションを取るといった工夫も重ね、最終的に「総合3位」を目標に定めて、結束力も高めていったのだそうです。

その結果、関東学連選抜は総合4位でフィニッシュすることができたんですね。

しかしながら、近年の関東学生連合チームの成績は二桁に沈んでいます。

個人の戦力は他のチームと比べても遜色がないと見られるのですが、やはり、チームが出来てから2ヶ月余りで本番の箱根駅伝を迎えるというスケジュールが、監督が選手の特徴を把握しきれなかったり、結束力が不足してしまう原因となってしまうのかもしれませんね。

関東学生連合チームが箱根駅伝に出る意味とは?

過去には関東学連選抜として順位が記録に残っていた時期もありましたが、現在は順位が記録に残らないオープン参加となっている関東学生連合チーム。

果たして、この関東学生連合チームが箱根駅伝に出る意味はどこにあるのでしょうか?

箱根駅伝に出場できない大学の選手にも、箱根駅伝への出場機会を広げるためという思いから導入された関東学連選抜。

公務員かつ市民ランナーとして活躍している川内優輝さんは、実は、この関東学連選抜で箱根駅伝を2度経験しているんです。

川内優輝さんは、関東学連選抜で箱根駅伝に出られたことをインタビューでも話しているということで、やはり箱根駅伝というのは特別な思いがあるようですね。

その後、川内優輝さんはマラソン選手としても活躍し、2014年仁川アジア競技大会で銅メダル、2017年世界陸上ロンドン大会9位入賞など、数々の好成績を記録しています。

関東学連選抜のメンバーだった選手が世界で活躍しているということもあって、関東学生連合チームと名前が変わった今も度々注目されているんですね。

学生ランナーは大学の箱根駅伝で燃え尽きてしまい、社会人になってからも長距離やマラソンを続ける人が少ないとも言われています。

関東学生連合チームから、川内優輝さんのように世界で活躍するランナーが輩出されることを期待したいですね。

※川内優輝さんは、2018年度の2019年3月限りで埼玉県庁・公務員を退職し、同年4月からはあいおいニッセイ同和損害保険と所属契約を結び「プロランナー」に転向しました。

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関東学生連合チームまとめ

箱根駅伝に出場している関東学生連合チームについて、参加のルールやこれまでの歴史をご紹介してきました。

チーム成績や個人成績が正式な記録として歴史に刻まれることはありませんが、箱根駅伝の舞台に立てるというのは、とても大きな経験になることでしょう。

関東学生連合チームに選ばれた選手たちには、ぜひ、胸を張って箱根に挑んで欲しいと思います。

関東学生連合について詳しく知りたい方はこちら

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