当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

箱根駅伝2024(100回大会)の出場校数や出場枠はどうなる?

 

2024年1月2日と3日に開催される第100回箱根駅伝。

箱根駅伝の100回目の記念大会となります。

2022年6月30日(木)に関東学生陸上競技連盟の代表委員総会において、2023年10月14日(土)に開催される第100回箱根駅伝予選会の開催方法について重要な決定がされました。

更に2023年6月28日には出場枠数に関しても新たな発表がなされました。

一体どのようなことが決定したのでしょうか?

続く見出しでお伝えしてきます。

 

箱根駅伝2024(100回大会)の出場校数や出場枠は?

 

箱根駅伝のルールでは、本番となる箱根駅伝に出場できる出場校数は20校と決められています。

シード校10校予選会通過校10校、合わせて20校。

シード校とは、大会開催年に上位10校以内の大学に与えられるシード権(翌年の箱根駅伝に出場出来る権利)を獲得した大学のこと。

それ以外の大学は予選会を通過する必要があるんです。

 

2024年1月2日と3日に開催予定の第100回箱根駅伝に出場する出場校数は、従来の20校から23校に増枠するとの発表がありました!

23校の出場枠のうちの10校は、シード校(前回大会上位10校でシード権を獲得した大学)。

シード校に関しては、これまでのルール通り2023年1月2日と3日に開催された第99回箱根駅伝にて上位10位以内に入った大学10校が既に確定しています

※ 続く見出しでシード権を獲得した大学に関してお伝えしますね。

そして残る13枠は予選会によって決まるのですが、第100回箱根駅伝予選会では選考方法と参加資格に関して従来の方法から大きな変更がありました!

 

第 100 回東京箱根間往復大学駅伝競走
出場枠数増枠について

100 回大会では、シード権を獲得している 10 校に、予選会を通過した13 校を加えた 23 校が出場することとなります。

なお、昨年 6 月にリリースした通り連合チームは編成いたしません。

予選会では、上位 10 名の合計タイムにより 13 校を選考します。

なお、この増枠は 100 回記念大会に限るものであり、101 回大会は通常通りの出場枠数で行います。

出典:関東学生陸上競技連盟公式HP 第 100 回東京箱根間往復大学駅伝競走 出場枠数増枠について

 

予選会の選考方法に関しては、

「各校上位 10名の合計タイムにより13校を選考します。」

つまり第100回大会の予選会においては、従来のルール(上位10名の合計タイムの一番小さいチームから上位10校を選出する)から、100回の記念大会ということで3枠増枠されて上位13校が選考されることが決まりました!

第100回箱根駅伝に出場するには、2023年に行われる予定の第100回箱根駅伝予選会で上位13位以内に入る必要があります。

毎年40校前後の大学が出場する予選会に参加して、10位以内に入る必要があるので毎回熾烈な戦いが繰り広げられているのですが、2023年はさらにより一層熾烈な戦いになると予想されます。

ただ、この増枠は100回記念大会限定のもので、101回大会は通常通りの出場枠数に戻るとのこと。

 

3校増えた100回記念大会では、さらに大きな変更が発表されています。

 

第 100 回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会
選考方法・参加資格について

関東学生連合チームは編成しない。

〇参加資格について
公益社団法人日本学生陸上競技連合男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会
出場回数が通算 4 回未満である者に限る。

出典:関東学生陸上競技連盟公式HP 第 100 回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 選考方法・参加資格について

 

100回記念大会では「関東学生連合チームの編成はない」ということで、従来の予選会で上位10位以内に入れなかった11位以下の大学から1校1名、個人成績が優秀な選手16名が選別されて関東学生連合チームを編成して箱根駅伝に出場する機会がなくなることに。

つまり、チームとしては箱根駅伝に出場できなくても個人として箱根駅伝に出場する、今まであった機会が100回大会ではないということ。

2023年1月2日の1区では関東学生連合チームの選手として出場した新田颯選手(育英大学・4年生)が、集団から飛び出し残り1・5キロ地点までトップを走り多くの人々の注目を集めたのは記憶に新しいかもしれませんね。

関東学生連合チームの活躍が100回大会では見ることができないのはとても残念。

 

 

さらに、参加資格のルール変更で参加できる大学の門戸が大きく開かれました。

注目してほしいのは、参加資格に関してのこの部分。

「公益社団法人日本学生陸上競技連合男子登録者」という部分。

日本学生陸上競技連合というのは、日本の学生陸上競技を統括する公益法人のことにまります。

下部組織には、以下の陸上競技連盟があります。
・北海道学生陸上競技連盟
・東北学生陸上競技連盟
・関東学生陸上競技連盟
・北信越学生陸上競技連盟
・東海学生陸上競技連盟
・関西学生陸上競技連盟
・中国四国学生陸上競技連盟
・九州学生陸上競技連盟

 

これまでのルールでは、以下のような内容になっていました。

参加資格の条件には「関東学生陸上競技連盟男子登録者」であることとありました。

つまりこれまでのルールでは関東学生陸上競技連盟に登録している男子選手にしか参加資格がなかったのですよね。

箱根駅伝は全国放送されていても関東のローカル大会。

その箱根駅伝に他の地区学生陸上連盟に登録している男子選手にも参加資格が与えられたというのは、各大学のチームや選手・関係者・駅伝ファンにとっても大ニュースと言えるべき発表。

もちろん、箱根駅伝の予選会への出場する機会が開かれたというだけで、本戦に出場できるかどうかは予選会を通過しないといけません。

関東の予選会に参加する大学だけでも毎年熾烈な戦いが繰り広げられていますから、地方の大学がその予選会に参加して上位10位以内に入るのはさらに厳しいと言わざるを得ません。

全日本大学駅伝予選会の10000mの記録を比べてみても、関東選考会と他の地区選考会では大きな実力差があるのが現実。

それでも、予選会への参加資格すらなかった状況から参加する機会が開かれたのは喜ばしいと個人的に思っています。

 

どのように予選会が行われるかの発表はこれからなので楽しみに待ちましょう。

 

箱根駅伝2024(100回大会)のシード校一覧

 

2024年1月2日と3日に開催される予定の100回目の記念大会となる第100回箱根駅伝。

シード権を獲得して出場が決まっている大学10校はすでに決まっています。

2023年1月2日と3日に行われた第99回箱根駅伝で、上位10位までに入った大学には翌年の第100回大会に出場する権利が与えられました。

 

第99回箱根駅伝(2023年)の総合順位1位~10位であり、第100回箱根駅伝(2024年)のシード権を獲得したチームについては以下になります。

箱根駅伝2023の総合順位上位10校(箱根駅伝2024のシード校)

 

箱根駅伝2023の総合順位(箱根駅伝2024のシード校)
順 位 学 校 名 記 録
1位 駒澤大学 10時間47分11秒
2位 中央大学 10時間48分53秒
3位 青山学院大学 10時間54分25秒
4位 國學院大學 10時間55分01秒
5位 順天堂大学 10時間55分18秒
6位 早稲田大学 10時間55分21秒
7位 法政大学 10時間55分28秒
8位 創価大学 10時間55分55秒
9位 城西大学 10時間58分22秒
10位 東洋大学 10時間58分26秒

 

以上の10校が2024年1月2、3日に開催される第100回箱根駅伝に出場が確定しています。

 

箱根駅伝2024(100回大会)の予選会通過校一覧

 

第100回箱根駅伝予選会を通過して、2024年1月2日と3日の本戦に出場が決まった大学は以下になります。

 

※ 予選会の結果が分かり次第お伝えしますので、それまでお待ちください。

 

箱根駅伝2024予選会の総合順位上位13校(箱根駅伝2024予選会通過校)

 

箱根駅伝2024予選会の総合順位(箱根駅伝2024予選会通過校)
順 位 学 校 名 記 録
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位

 

 

箱根駅伝2024(100回大会)まとめ

 

2024年1月2日と3日には100回目となる第100回箱根駅伝が開催されます。

箱根駅伝の始まりから100回目となる記念大会。

すでに出場が決定しているシード権を獲得した10校とともに、予選会で残りの13校に入るための戦いが全国の大学に開かれています。

これまでは関東の大学にしか与えられていなかった出場権を巡って、これまでにない予選会での熾烈な戦いが繰り広げられることでしょう。

どのように予選会が行われるのか、これからの発表にも注目していきたいですね!

 

箱根駅伝のルールや出場校について詳しく知りたい方はこちら

4 COMMENTS

加藤俊道

出場枠が後10校であれば、全国に拡大してもあまり意味がないような気がする。
全日本大学駅伝の結果をみても上位をしめるのは関東の大学だ。

全日本大学駅伝は地域で出場数が決められているのでぎりぎり20位以内に関東以外の大学も入っているが、予選会が今までと同じとなると関東以外の大学が出場できる可能性はかなり低くなります。

出場枠を増やすならともかく、今までと同じなら何のために全国に広げるのでしょう。
結果的に関東の大学だけってなりそうなきがします。

さくきよ

加藤俊道さん
コメント頂きありがとうございます。

その点については全日本大学駅伝のタイム記録から現実的に考えて、予選会を地方の大学が突破できる確率はかなり低いのではないか?と私も思っています。

今回だけの記念大会ではなく、101回目からも地方の大学の参加機会へと繋がっていくといいのですけど・・・。

谷山

100回大会だけ全国から参加可能と言っても101回からはまた元に戻るということだ。これでは仮に10位以内でシード権取っても次の年出られないわけだろ。バカにしている。腹が立つ。ずっと同じようにやってるほうがまだ良かった。無意味で下劣なことをしたな。

さくきよ

谷山さん

貴重なご意見ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です