ここ近年を振り返ると、箱根駅伝本戦への出場が叶わず、数年間の空白の時期もあった専修大学。
実は、箱根駅伝に初出場してからの歴史は意外と長いのです。
過去には、毎年箱根駅伝に出場していた常連校の大学でもあったのですよ。
そんな専修大学のこれまでの出場回数や成績、ユニフォームなど気になることを調べてみましたのでご紹介したいと思います。
箱根駅伝での専修大学の出場回数や成績は?
専修大学は、これまで箱根駅伝の本戦に71回の出場回数を誇ります。
ここ数年では、予選会を通過することができず本戦で見かけることがない年の方が多く、そんなに出場していたんだと驚かれる方もいるかも知れませんね。
そんな専修大学の箱根駅伝での歴史はどのようなものなのでしょうか?
以下をご覧ください。
箱根駅伝における専修大学の歴史
専修大学の陸上競技部の創部は、1924年(大正13年)。
そう、大正時代なのです。
初めて箱根駅伝に出場したのは、1934年(昭和9年)に行われた第15回箱根駅伝。
参加したのは13校、その中で10位という結果を残しています。
その後は、毎年箱根駅伝に出場し、第20回大会(1939年)で初めての総合・往路優勝を達成。
そして、箱根駅伝に毎年出場している常連校となっていきます。
時には、箱根駅伝本戦に出場できない年もありながらも、次の年には再び箱根駅伝本戦に出て来ていたのですけれど、第91回大会(2015年)~第96回大会(2020年)と6年間もの間、本戦に出場できないことが続いていました。
専修大学の実力不足もあるとは思いますけれど、他の大学が強くなってきたというのも過分にあるのでしょう。
歴史が古いからといって、毎年箱根駅伝に出場できるとは限らず、本戦に出場する予選会から熾烈な争いが繰り広げられているのですよね。
第97回大会(2021年)に引き続き連続出場となった第98回(2022年)箱根駅伝では、総合20位という結果に。
2023年の第99回箱根駅伝に出場するには、予選会を勝ち抜く必要があります。
年々過酷になっていく予選通過の壁を突破して、第99回箱根駅伝にチームとして出場。
結果は、20位でした。
それでも箱根駅伝に出場さえ叶わない大学も多く、予選会を突破するだけでも実はすごいこと。
第100回記念大会の予選会を突破してさらに前回よりも1つでも順位を上げて欲しいですね。
そのほかの箱根駅伝に関する記録は、以下になります。
専修大学 箱根駅伝の成績
専修大学 箱根駅伝の成績 | |
記 録 | 回 数 |
出場回数 | 71回 |
シード出場回数 | 25回 |
総合優勝回数 | 1回 |
往路優勝回数 | 1回 |
復路優勝回数 | 1回 |
区間賞獲得数 | 20回 |
※ 2023年10月現在
専修大学 箱根駅伝の今までの順位記録
専修大学 箱根駅伝の今までの順位記録 | |||
回・年 | 総合順位 | 往路順位 | 復路順位 |
99回 2023年 | 20位 | 19位 | 20位 |
98回 2022年 | 20位 | 19位 | 18位 |
97回 2021年 | 20位 | 20位 | 19位 |
96回 2020年 ~91回 2015年 | 本大会に出場なし | ||
90回 2014年 | 21位 | 21位 | 17位 |
89回 2013年 | 本大会に出場なし | ||
88回 2012年 | 本大会に出場なし | ||
87回 2011年 | 17位 | 14位 | 19位 |
86回 2010年 | 17位 | 17位 | 15位 |
85回 2009年 | 14位 | 14位 | 16位 |
84回 2008年 | 14位 | 17位 | 13位 |
83回 2007年 | 9位 | 8位 | 8位 |
82回 2006年 | 15位 | 17位 | 9位 |
81回 2005年 | 17位 | 17位 | 16位 |
80回 2004年 | 本大会に出場なし | ||
79回 2003年 | 19位 | 19位 | 18位 |
78回 2002年 | 13位 | 11位 | 14位 |
77回 2001年 ~75回 1999年 | 本大会に出場なし | ||
74回 1998年 | 12位 | 8位 | 13位 |
73回 1997年 | 11位 | 13位 | 4位 |
72回 1996年 | 10位 | 9位 | 14位 |
71回 1995年 | 7位 | 3位 | 9位 |
70回 1994年 | 6位 | 7位 | 9位 |
69回 1993年 | 4位 | 5位 | 4位 |
68回 1992年 | 7位 | 9位 | 4位 |
67回 1991年 | 12位 | 13位 | 10位 |
66回 1990年 | 11位 | 13位 | 6位 |
65回 1989年 | 本大会に出場なし | ||
64回 1988年 | 14位 | 15位 | 10位 |
63回 1987年 | 7位 | 11位 | 4位 |
62回 1986年 | 10位 | 9位 | 10位 |
61回 1985年 | 10位 | 13位 | 7位 |
60回 1984年 | 10位 | 7位 | 10位 |
59回 1983年 | 14位 | 12位 | 15位 |
58回 1982年 | 9位 | 12位 | 7位 |
57回 1981年 | 9位 | 8位 | 9位 |
56回 1980年 | 9位 | 12位 | 7位 |
55回 1979年 | 9位 | 6位 | 13位 |
54回 1978年 | 11位 | 13位 | 10位 |
53回 1977年 | 10位 | 10位 | 11位 |
52回 1976年 | 12位 | 14位 | 11位 |
51回 1975年 | 13位 | 15位 | 12位 |
50回 1974年 | 11位 | 13位 | 9位 |
49回 1973年 | 10位 | 10位 | 9位 |
48回 1972年 | 7位 | 7位 | 7位 |
47回 1971年 | 10位 | 13位 | 9位 |
46回 1970年 | 6位 | 8位 | 6位 |
45回 1969年 | 6位 | 11位 | 6位 |
44回 1968年 | 13位 | 13位 | 10位 |
43回 1967年 | 7位 | 6位 | 7位 |
42回 1966年 | 8位 | 6位 | 10位 |
41回 1965年 | 7位 | 7位 | 8位 |
40回 1964年 | 10位 | 11位 | 7位 |
39回 1963年 | 9位 | 10位 | 7位 |
38回 1962年 | 4位 | 7位 | 4位 |
37回 1961年 | 3位 | 4位 | 4位 |
36回 1960年 | 6位 | 4位 | 11位 |
35回 1959年 | 9位 | 10位 | 9位 |
34回 1958年 | 9位 | 9位 | 9位 |
33回 1957年 | 8位 | 7位 | 8位 |
32回 1956年 | 8位 | 3位 | 9位 |
31回 1955年 | 6位 | 3位 | 9位 |
30回 1954年 | 9位 | 8位 | 9位 |
29回 1953年 | 6位 | 7位 | 6位 |
28回 1952年 | 5位 | 6位 | 5位 |
27回 1951年 | 本大会に出場なし | ||
26回 1950年 | 9位 | 9位 | 9位 |
25回 1949年 | 8位 | 10位 | 7位 |
24回 1948年 | 4位 | 5位 | 6位 |
23回 1947年 | 5位 | 6位 | 5位 |
22回 1943年 | 8位 | 9位 | 1位 |
21回 1940年 | 4位 | 2位 | 4位 |
20回 1939年 | 1位 | 1位 | 2位 |
19回 1938年 | 2位 | 3位 | 3位 |
18回 1937年 | 5位 | 7位 | 3位 |
17回 1936年 | 7位 | 6位 | 6位 |
16回 1935年 | 6位 | 5位 | 5位 |
15回 1934年 | 10位 | 12位 | 8位 |
14回 1933年 ~1回 1920年 | 本大会に出場なし |
※2023年10月現在
参考
過去の記録箱根駅伝 東京箱根間往復大学駅伝競走公式ホームページ
箱根駅伝の歴代優勝校の記録はこちら
>>>箱根駅伝 歴代優勝校の記録
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専修大学の長谷川淳監督について紹介
★ 長谷川 淳(はせがわ あつし)監督について
千葉県松戸市出身 1984年10月8日生まれ
2003年3月 千葉県の専修大学松戸高等学校卒業
2007年3月に専修大学経済学部を卒業後、富士重工業(株)に入社、実業団のSUBARUで競技を続け、2015年3月に同社を退社。
その後、2015年4月に専修大学の陸上競技部コーチ就任、2016年12月に専修大学陸上競技部の監督に就任し、現在に至ります。
箱根駅伝の他のベテラン監督と比べて、年齢の若い長谷川淳監督。
若い監督ならではの選手との距離感や視点で、これからの専修大学を引っ張っていって欲しいなと思います。
【箱根駅伝での成績】
第81回大会 5区 14位 1時間15分49秒
第82回大会 5区 11位 1時間23分2秒
第83回大会 1区 4位 1時間5分24秒
【大学卒業後の主な記録】
2009年 東日本実業団駅伝 6区 6位
2011年 東日本実業団駅伝 4区 4位
2012年 大田原マラソン 2位
2013年 大阪マラソン 3位(日本人1位)
2014年 かすみがうらマラソン 優勝
参考
専修大学陸上競技部新監督に長谷川淳コーチが就任 専修大学公式サイト
専修大学を応援するのに参考になるサイトも紹介!
・専修大学陸上競技部公式サイト
【箱根駅伝】専修大学まとめ
21年度の目標である「箱根本戦出場」を果たした専修大学、次なる目標は箱根駅伝本戦での「シード権獲得」。
第98回大会(2022年)と第99回大会(2023年)では総合20位という結果に。
2024年第100回箱根駅伝は1つでも順位をあげたいところですが、まずは予選突破が先。
専修大学の監督として着実にチームの実力を上げてきているのが結果に表れてきているので、これからの専修大学駅伝部も注目していきたいですね。