【箱根駅伝】創価大学の歴史や今までの順位は?成績やエピソードも

第97回大会(2021年)箱根駅伝において初の往路優勝を手にし、大きな盛り上がりを見せた創価大学

96回・97回・98回・99回大会と4年連続で総合10位以内にも入りました。

シード校の仲間入りといった印象もある創価大学ですが、これまでの箱根駅伝でどのような成績を残してきたのかご存じでしょうか?

創価大学が箱根駅伝に初登場したのは、なんと第91回大会(2015年)ということで、箱根駅伝での歴史はとても浅いのです。

ですが、箱根駅伝初登場からわずか6年でシード圏内に、さらには往路優勝までも達成した創価大学陸上競技部駅伝部。

いったいどんな歴史を歩んできたのか、とても気になりますよね。

そこでここでは、創価大学陸上競技部駅伝部の歴史や、箱根駅伝での今までの順位成績などについてご紹介していきたいと思います。

また、創価大学の監督、創価大学出身の選手についてもお伝えしていきますので、どうぞ最後までご覧になってみてくださいね。

箱根駅伝での創価大学の歴史や今までの順位は?過去の成績も

それではまず、箱根駅伝における創価大学の歴史や過去の成績、今までの順位についてご紹介していきたいと思います。

箱根駅伝における創価大学の歴史

創価大学陸上競技部駅伝部創部は、1972年(昭和47年)

箱根駅伝の予選会には出場していたものの、予選会突破には至らず、箱根駅伝出場までの道のりは長く続きました。

そんなチームの努力が報われたのが、2014年10月18日(土)に開催された第91回箱根駅伝の予選会

箱根駅伝に出場できるのは予選会の上位10チームまでなのですが、そのギリギリ10位に入賞し、念願だった箱根駅伝本戦への切符を手にしました。

初出場となった第91回大会(2015年1月2日、3日)の箱根駅伝では、オープン参加の関東学生連合チームを除いた全20チーム中、最下位の総合20位という結果にはなってしまいましたが、予選会から箱根駅伝本戦へ出場できたということは、チームにとっても大きな財産となって、自信にも繋がったことでしょう。

続いて2度目の出場となった第93回大会(2017年)箱根駅伝では総合12位という成績に留まり、シード権にあと一歩及びませんでしたが、第96回大会(2020年)箱根駅伝への出場を果たすと、総合9位に入賞!ついに念願のシード権を獲得しました。

そして、第97回大会(2021年)では、なんとチーム初往路優勝という快挙を成し遂げました。

復路では5位となったものの、総合2位という素晴らしい成績を残した創価大学。

第98回大会(2022年)では、総合7位となりシード権を獲得し、第99回大会(2023年)でも総合8位で第100回記念大会の切符も手に入れました。

箱根駅伝本戦での経験はまだまだ浅い創価大学ですが、今後の飛躍がとても楽しみなチームなんですよ。

そのほかの細かい記録は、以下をご覧ください。

創価大学 箱根駅伝の成績

創価大学 箱根駅伝の成績
 記 録回 数
出場回数6回
シード出場回数3回
総合優勝回数0回
往路優勝回数1回
復路優勝回数0回
区間賞獲得数5回

※ 2023年12 月現在

創価大学 箱根駅伝の今までの順位記録

創価大学 箱根駅伝の今までの順位記録
回・年総合順位往路順位復路順位
99回
2023年
8位10位4位
98回
2022年
7位8位6位
97回
2021年
2位1位5位
96回
2020年
9位7位9位
95回
2019年
本大会に出場なし
94回
2018年
本大会に出場なし
93回
2017年
12位9位13位
92回
2016年
本大会に出場なし
91回
2015年
20位20位20位
90回
2014年
~1回
1920年
本大会に出場なし

※2023年12 月現在


参考
過去の記録箱根駅伝 東京箱根間往復大学駅伝競走公式ホームページ

箱根駅伝の歴代優勝校の記録はこちら
>>>箱根駅伝 歴代優勝校の記録
箱根駅伝 歴代優勝校の記録

創価大学出身の有名選手

箱根駅伝では歴史の浅い創価大学。

その創価大学出身の有名選手をご紹介したいと思います。

創価大学出身の有名選手(米満怜)

★ 米満 怜(よねみつ れん)

1998年2月27日生まれ 福岡県宇美町出身。

米満怜選手は宇美町立井野小学校宇美中学校を経て、大牟田高校に進学。

大牟田高校は全国高校駅伝で43回の出場実績を持ち、5度の優勝の誇る強豪校です。

米満怜選手自身も、全国高校駅伝には第65回大会(2014年)、第66回大会(2015年)と2年連続で出場していることから、チームの中心選手だったことが伺えますね。

大牟田高校を卒業後、創価大学へ進学すると1年目から箱根駅伝に出場。

第93回大会(2017年)では8を任され区間3位の成績を残し、チームを総合12位へ押し上げました。

その後も活躍が期待されていた米満怜選手でしたが、たびたび怪我に悩まされ、2年生のときは力を発揮することができず、箱根駅伝の予選会にも出場することができませんでした。

3年生のときには副将を任されたものの、チームが強くなるためにチームメイトにも厳しくし接しなければという気負いが裏目に出て、チームメイトが米満怜選手に付いていけず、チーム全体を壊してしまったこともあるそうです。

同年、箱根駅伝の予選会に出場したのものの、チーム成績が15位だったため、本戦への出場は叶いませんでした。

そして大学最終年度の4年生の時、新しく就任した榎木和貴監督と気が合ったことも大きな転機となり、チーム全体に活気が戻り調子も上向きに。

2019年の予選会でもチームトップの成績を収め、創価大学は総合5位入賞、3年振りに箱根駅伝の舞台に戻ってくることができました。

米満怜選手にとって2度目となる箱根駅伝は、1区区間賞を獲得、チーム初のシード権獲得に大きく貢献しています。

創価大学を卒業後は、コニカミノルタ株式会社へ入社。

2021年の東日本実業団陸上競技選手権では、5000mで13分41秒56を記録し、自己ベストを更新しています。

社会人ランナーとなってからも自己ベストを更新するなんて、すごいと思いませんか?

今後の活躍も楽しみですね。

【箱根駅伝での成績】
第93回大会(2017年) 8区 3位
第96回大会(2020年) 1区 区間賞

【自己ベスト】
5000m 13分41秒56
10000m 28分30秒59
ハーフマラソン 1時間03分19秒
30km 1時間33分29秒

出典:KNICA MINOLTA公式サイト コニカミノルタ陸上競技部 メンバー紹介 米満怜

創価大学の榎木和貴監督について紹介!

それでは最後に、創価大学の榎木和貴監督や、創価大学陸上競技部駅伝部についてご紹介したいと思います。

★  榎木 和貴(えのき かずたか)監督について

1974年6月7日生まれ 宮崎県出身。

宮崎県立小林高等学校を卒業後、中央大学法学部へ進学。

箱根駅伝には4年連続で出場されていて、なんとすべての大会において区間賞を獲得しているんですよ。

なかでも第71回大会(1995年)では当時の区間新記録のタイムを出すなど、チームの中心的存在だったことが伺えます。

大学3年生のときには、32年振りとなるチーム通算14回目の総合優勝にも貢献しました。

中央大学を卒業後は旭化成株式会社へ入社。

社会人ランナーとなってからも、第49回別府大分毎日マラソンで優勝する活躍ぶり!

順調と思われていましたが、大学時代から抱えていた坐骨神経痛が再発してしまったこともあって、一線から退くことになります。

2004年OKI陸上競技部のコーチに就任2007年からはトヨタ紡織陸上競技部のコーチに、そして2011年からは同チームの監督として指揮を執り、ニューイヤー駅伝ではチーム最高となる7位に導きました。

2019年2月創価大学陸上競技部駅伝部監督に就任され、現在に至ります。

創価大学の監督に就任してから1年で箱根駅伝チーム初のシード権獲得に導き、2年目となる2021年の第97回箱根駅伝では往路優勝、総合2位を果たすなど、指導者としても一目置かれる存在に。

第98回大会(2022年)も総合7位でシード権を獲得し、第99回大会(2023年)に続いて第100回箱根駅伝への出場も決定しています。

今度の手腕にも期待がかかりますね。

【箱根駅伝での成績】
第70回箱根駅伝 8区 1位 1時間06分31秒
第71回箱根駅伝 8区 1位 1時間06分03秒
第72回箱根駅伝 4区 1位 1時間02分15秒
第73回箱根駅伝 4区 1位 1時間06分03秒

【大学卒業後の主な記録】

2000年 第49回別府大分毎日マラソン 優勝

創価大学陸上競技部駅伝部のここに注目!

創価大学陸上競技部駅伝部のここに注目!という点を紹介したいと思います。

創価大学陸上競技部駅伝部の合宿所は、校舎まで徒歩5分という好立地にあります。

陸上競技部専用グランドには、スタミナ強化にも最適な天然芝のクロスカントリーコースや、8機ものLED照明を完備した1周400mのトラックがあり、選手たちが日々汗を流しています。

そして、ここで注目していただきたいのが、2019年2月に就任した榎木和貴監督がトレーニングに導入したGARMIN(ガーミン)というメーカーが販売しているランニングウォッチ

見た目はシンプルながらクールなデザインで、GARMINの公式サイトを見てみると、カラーはWHITESTONE・MAGMA RED・NEO TROPIC・BLACKの4種類。

男女問わず使用できそうなカラー展開で、特にNEO TROPICというカラーは淡いグリーンになっていて、とってもオシャレだなという印象を受けました。

具体的にどのようなものなのかというと、腕時計の形をしたランニングウォッチで、月間走行距離や心拍数などを計測が可能

また、専用のスマートフォンアプリを使って、各選手がトレーニングデータをアップロードすることで、メンバー間でのデータの共有も可能という優れものなんです。

さらには、同メーカーのランニングダイナミクスポッドを活用して、ランニングのピッチやスライド、接地時間や接地バランスなどの解析も行っていたということで、より詳しいデータ管理を行っていた創価大学。

このコロナ禍において、遠隔地に居ながら選手の練習状況や疲労度などをチェックできたことは、榎木和貴監督にとっても大きなメリットになったようです。

また、フォーム解析から箱根駅伝でどの選手をどこで走らせるか、そのような戦略を立てる際にも役に立っていたということですから、創価大学の躍進の秘訣はここにあるのかもしれませんね。

2021年3月28日(日)には、「GPS心拍ウォッチを活用した最新トレーニング法」として開催されたオンラインセミナーに榎木和貴監督も出演されたことで、このランニングウォッチを使ったトレーニングのデータ管理に注目が集まりそうです。

オンラインセミナーの様子はGAEMIN JAPANのyoutube公式チャンネルにて公開中ですので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?

GARMIN公式サイト(品番FOREATHLETE745)


参考
FOREATHLETE745GARMIN公式サイト

創価大学陸上競技部駅伝部を応援するのに参考になるサイトも紹介!

創価大学の陸上競技部駅伝部を応援するのに必要な情報は、大学公式サイトや公式SNSなどから得るのが一番だと思います。

リンクを貼っていますので、応援の参考になさってみてくださいね。

・創価大学 駅伝部公式ホームページ

参考
創価大学陸上競技部駅伝部創価大学公式ホームページ

・創価大学 箱根駅伝応援ページ 駅伝部NEWS

参考
箱根駅伝応援ページ 駅伝部NEWS創価大学公式ホームページ

・X(旧Twitter)創価大学陸上競技部駅伝部

参考
創価大学陸上競技部 駅伝部公式X(旧Twitter)Twitter

【箱根駅伝】創価大学まとめ

創価大学陸上競技部駅伝部について、箱根駅伝での歴史や記録、そして榎木和貴監督が新しく導入したランニングウォッチなどについてご紹介してきました。

箱根駅伝の予選会には出場していたものの、本戦への道のりは決して楽ではなかった創価大学。

ですが、第96回大会(2020年)ではシード圏内に入り、続く第97回大会(2021年)では往路優勝までも手にして、トップ争いで戦えるチームへと確実に進化を遂げています。

第98回(2021年)、第99回(2022年)にもシード権を獲得し第100回記念大会にも出場が決まっています。

今後の更なる躍進も非常に楽しみですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。