箱根駅伝の歴代優勝校で一番優勝回数が多いのは?優勝にもいろいろある?

お正月の風物詩としても知られている箱根駅伝。

ひとくちに「優勝」といっても、いろんな優勝のかたちがあることをご存じでしょうか?

テレビで箱根駅伝を見ていて、実際にゴールした順番と最終結果の順位が違うのはなんで?と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、それにはちょっとしたカラクリがあるんです。

そこでここでは、第95回大会(2019年1月)終了時点での、箱根駅伝で優勝した回数が多い大学と、箱根駅伝のさまざまな優勝のかたちについて、分かりやすくご紹介していきますね。

初心者はこちらで箱根駅伝のルールや基礎知識を学んでおくと、より観戦を楽しめます。

 

箱根駅伝の歴代優勝校で一番優勝回数が多いのは?ベスト5まで紹介!

 

それではまず、箱根駅伝で一番優勝回数が多い歴代優勝校をご紹介したいと思います。

注意

※ ここで言う優勝というのは、「総合優勝」のことを指しています。

 

「総合優勝」については、次の見出しで詳しくお伝えしますね。

ということで、まずは歴代優勝校ベスト5位までを紹介!

 

【第95回大会(2019年1月)終了時点での歴代優勝校ベスト5】

 

1位 中央大学 14回

2位 早稲田大学 13回

3位 日本大学 12回

4位 順天堂大学 11回

5位 日本体育大学 10回

ベスト5のうち、日本体育大学は第89回(2013年)に総合優勝を果たしていますが、そのほかの大学はここ10年、総合優勝から遠ざかっています。

ですが、この歴代優勝校ベスト5にランクインされている大学は、箱根駅伝の通算出場回数は60回以上で、1位の中央大学にいたっては、通算出場回数が92回で、初出場も第2回大会からという、箱根駅伝の歴史を見ても伝統校と呼ぶにふさわしい大学なんです。

2位の早稲田大学も通算出場回数は88回で、初出場はなんと第1回大会から。

これまでの箱根駅伝を支えてきた大学といっても、良いかもしれませんね。

一方、第91回大会(2015年)から4連覇を達成し、一躍注目を浴びるようになった青山学院大学について見てみると、通算出場回数は24回で、初出場は第22回大会からという、箱根駅伝の歴史から見ると比較的新しい大学であることが分かります。

参考 箱根駅伝の記録一覧Wikipedia

 

優勝にもいろいろある?三賞制度とは?

 

それでは次に、箱根駅伝のさまざまな優勝のかたちについて見てきたいと思います。

箱根駅伝には、「往路優勝」と「復路優勝」、「総合優勝」と呼ばれる三賞制度というものがあります。

それぞれ簡単に見ていきましょう。

●往路優勝

往路優勝とは、1区から5区の「往路の合計タイム」で1位のことを言います。

●復路優勝

復路優勝とは、6区から10区の「復路の合計タイム」で1位のことを言います。

●総合優勝

総合優勝とは、往路と復路の合計タイムが一番早いチームのことを言います。

ここで大事なのは、往路と復路の合計タイムが基準となる、ということです。

箱根駅伝はゴールした順位ではなく、1区から10区までの合計タイムで競われているので、見た目の順位だけでは分からないタイムの順位が隠されているんです。

テレビ中継では復路のゴールシーンが注目されるので、復路で最初にゴールしたチームが優勝したように見えますが、復路優勝と総合優勝が違うこともあるんです。

第71回大会(1995年)では、往路優勝が早稲田大学、復路優勝が中央大学、総合優勝が山梨学院大学、そして第95回大会(2019年)では、往路優勝が東洋大学、復路優勝が青山学院大学、総合優勝が東海大学と、すべての優勝校がバラバラだったこともあるんですよ。

往路は全員が一斉にスタートするので、5区でゴールした順位がそのまま往路の順位になりますが、復路に関しては、往路の順位のタイム差に応じてスタートする時間が異なるので、先にスタートしたチームよりも、後からスタートしたチームの選手の方が1区間を走るスピードが速ければ、合計タイムで上回ることが可能なんです。

このあたりが少し分かりにくいところかもしれませんね。

そしてさらにもう一つ、完全優勝というものもあるんです。

それはいったいどういったものなのでしょうか。

もう少し詳しく見ていきましょう。

箱根駅伝の優勝のルールについて詳しくはこちら
>>>箱根駅伝の総合優勝のルールや決め方とは?往路&復路優勝や完全優勝との違いも!
箱根駅伝の総合優勝のルールや決め方とは?往路&復路優勝や完全優勝との違いも!  

箱根駅伝の完全優勝とは?それぞれの違いや達成した大学や記録も

 

それでは最後に、箱根駅伝で完全優勝と呼ばれるものについて、もう少し掘り下げていきたいと思います。

●完全優勝その1:往路・復路とも優勝

完全優勝の一つ目は、往路・復路ともに優勝することを言います。

この完全優勝を果たしているもっとも多い大学は、日本大学と中央大学で、過去に9回も達成しているんです。

箱根駅伝と言えば、青山学院大学の名前をよく耳にする方も多いかもしれませんが、青山学院大学が完全優勝を達成したのはまだ3回。

と、言いたいところなんですが、青山学院大学の凄いところは、第91回(2015年)から3年連続で完全優勝をしているということなんです。

3年連続ということろに、青山学院大学の強さを感じますよね。

●完全優勝その2:1区~10区まで全て1位

そして完全優勝の二つ目は、1区から10区まで、すべて1位で走り抜けて優勝することを言います。

言い換えれば、一度も他のチームに抜かれずに10人でタスキを繋ぐ、ということですね。

こんなことってあるの?って思ったのですが、なんと、中央大学は6回も1区からトップを独走する完全優勝を果たしているんです!

次に多いのは、日本大学で2回という記録ですので、中央大学の6回という記録がいかに凄いかということがお分かりいただけるかと思います。

●往路完全優勝

往路完全優勝とは、往路の1区から5区のすべてで1位通過して、往路優勝をすることを言います。

さきほどご紹介した中央大学の6回を除くと、2番目に多いのが早稲田大学の3回、3番目に多いのが日本大学の2回となっています。

●復路完全優勝

復路完全優勝とは、復路の6区から10区のすべてで1位通過して、復路優勝をするすることを言います。

さきほどご紹介した中央大学の6回を除くと、日本体育大学、日本大学、早稲田大学の3校が、3回という記録を持っています。

このように、箱根駅伝ではひとくちに「優勝」といっても、往路と復路でも違いますし、1区から10区までの総合タイムで見た場合の総合優勝や、すべての区間を1位で通過することによる完全優勝と呼ばれるものがあるのです。

 

箱根駅伝の歴代優勝校まとめ

 

箱根駅伝の優勝に関すること、そしてそれぞれの歴代優勝校をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

箱根駅伝はゴールテープを切った順位に注目されがちですが、最終的に確定する順位はチームの合計タイムなので、復路でゴールした順位が総合順位と一致しないケースがあるんですね。

また、往路優勝と復路優勝と総合優勝が異なることもあれば、1区から10区まで1位で通過して、完全なる優勝を遂げるチームがあることも分かりました。

みなさんも箱根駅伝を見るときは、見た目の順位だけではなく、区間記録にも注目してみると、最終的にどのチームが優勝するんだろう?という楽しみが増えるのではないかなと思います。

ぜひ、ここでご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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