箱根駅伝の繰り上げスタートと繰り上げ一斉スタートの違いとは?

 

箱根駅伝にはいろいろなルールがあるのですけれど、初心者には少し分かりにくく感じるルールもあるようです。

その一つが、『繰り上げスタート』『繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)』

どちらにも繰り上げスタートという、同じ言葉が含まれていることが理由かもしれませんね。

ということで、箱根駅伝の繰り上げスタートと繰り上げ一斉スタートの違いについて、分かりやすくお伝えしたいと思います。

 

箱根駅伝の繰り上げスタートと繰り上げ一斉スタートの違いとは?

 

箱根駅伝の『繰り上げスタート』『繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)』は何が違うのでしょうか?

簡単に言うと、適用されるスタート地点が違うのですよ。

繰り上げスタートは、中継所でのスタートで適用されるルール。

繰り上げ一斉スタートは、復路のスタート地点である6区のスタートで適用されるルール。

どちらにも共通しているのは、先頭(1位)の走者から一定時間離された場合に行うスタートということ。

続く見出しで、繰り上げスタートと繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)について、それぞれ詳しく説明していきますね。

 

箱根駅伝の繰り上げスタートとは?

 

まずは、箱根駅伝の繰り上げスタート(ルールでは繰り上げ出発)について。

箱根駅伝の繰り上げスタートとは、先頭(1位)の走者から一定時間離された場合に、各中継所審判主任の裁定で、前走者が到着しなくても次の走者を出発させるというルールのこと。

箱根駅伝を観戦していて、中継所で前の走者からたすきを受け取ることなく、次の走者がスタートするのを観たことがありますよね。

それが、繰り上げスタート(繰り上げ出発)。

繰り上げスタートする時間は、中継所によって違います。

往路:鶴見・戸塚中継所・・・先頭走者から10分遅れたチーム  

 

往路:平塚・小田原中継所・・・先頭走者から15分遅れたチーム

 

復路:すべての中継所・・・先頭走者から20分遅れたチーム

 

箱根駅伝は走る距離が長いのもあり、繰り上げスタートになることが他の駅伝に比べて多いのですよね。

毎年、たすきを繋げずに悔し涙を流す選手を見るのは、テレビ観戦者として観ていてもつらいのですけれど、選手たちはもっともっとつらいと思います。

ではなぜ、このようなルールがあるのでしょうか?

それは、箱根駅伝は公道を使って走るからです。

箱根駅伝のために広範囲で交通規制をしているのですけど、公道を長時間封鎖しておくのには限界がありますよね。

交通規制の時間を長引かせないために、繰り上げスタートというルールがあるのです。

では、次に繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)について、つづく見出しで詳しく説明したいと思います。

 

箱根駅伝の繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)とは?

 

つづいて、箱根駅伝の繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)について。

箱根駅伝の繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)とは、1位からのタイム差が10分以内の大学は時差スタートを行い、タイム差が10分を超えた大学は1位校のスタートから10分後に同時にスタートするというルールのこと。

分かりやすく具体例をあげてみると、1位の大学とのタイム差が10分以内の大学が9校(2~10位)、10分を超えた大学が10校(11~20位)だったとします。

そうすると、10分以内の2~10位の大学は、1位の大学がスタートした後に2位から10位の大学が順番にタイム差でスタートすることになりますよね。

そして、10分を超えた残りの大学10校(11~20位の大学)は、同時に一斉スタートにするということになるんです。

1位とのタイム差が10分以内か、10分を超えたのかどうかでスタートの方法が違うのですよ。

繰り上げスタートと同様に繰り上げ一斉スタートも、交通規制する時間が長くなりすぎないようにするためのルールなのです。

 

箱根駅伝の繰り上げスタートと繰り上げ一斉スタートまとめ

 

箱根駅伝の『繰り上げスタート』と『繰り上げ一斉スタート(復路一斉スタート)』の違いを理解していただけたでしょうか?

お正月の2日と3日で通常よりも交通量が少ないとはいえ主要道路ですから、箱根駅伝のためだけに長い時間交通規制するのは難しいという事情があってのルール。

箱根駅伝のコース近辺を車で運転する一般利用者の方々や、近隣の方々といった多くの人々の協力のもとに開催されている、ということも心にとめておきたいと感じました。

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