箱根駅伝のエントリー変更のルールとは?メンバー変更も作戦の一つ?

 

毎年12月も終わりに近づくと、1月2日と3日に行われるお正月の風物詩「箱根駅伝」のエントリー発表の日を楽しみに待っている人も多いようですね。

区間エントリー発表の日(12月29日)には、各チームのメンバー登録されている16名の中から、箱根駅伝に出場する10名が決定します。

本戦に出場することが叶わなかった6名の選手たちは、補欠メンバーとしてチームを支えるわけですが、大会当日に出場メンバーを入れ替えることができるということはご存知でしたか?

直前のメンバー変更は、レースの流れを変える戦略の一つとも言われているんですよね。

そこで、箱根駅伝のエントリー変更(メンバー変更)のルールとレース戦略について分かりやすくまとめてみましたので、ご紹介していきたいと思います。

 

箱根駅伝のチームエントリーについて

 

それではまず、チームエントリーについてお伝えしていきますね。。

箱根駅伝には、前回大会でシード権を獲得した上位10校と、10月に行われる予選会の上位10校、そして予選会で11位以下だったチームから好成績を収めた選手が集結した関東学生連合チーム、合計21チームが参加します。

それぞれのチームのエントリーメンバーは、毎年12月10日前後に発表されるんですね。

2022年は、12月10日に各チームのエントリーメンバー16名が発表されました。

(2016年のチームエントリーは12月12日、それ以降の年は12月10日に発表されているので、おおむね10日には発表があると思われます。)

チームエントリメンバーというのはあくまでも、箱根駅伝に出場する可能性のある選手ということで、どの選手がどの区間を走るかは決まっていないのですね。

そこからさらにチーム内で厳選されて、12月29日に箱根駅伝に出場する選手10名が公に発表になるんです。

箱根駅伝の開催される数日前、毎年この日の発表で誰が選ばれるのか、楽しみにしている方も多いのですよ。

しかし、この10名が必ずしも箱根駅伝に出場するとは限らないのです。

それはなぜだと思いますか?

実は、往路・復路とも、当日のレース開始1時間10分前に、メンバー変更をすることができるからです。

これが、箱根駅伝で決められているメンバー変更(エントリー変更)のルール

このルールはどのようなメリットがあるのでしょうか?

もう少し、エントリーメンバーの変更について、詳しく見ていきましょう。

 

箱根駅伝の何が面白いのかその理由はこちら
>>>箱根駅伝の何が面白いの?なぜ関東の大学だけ?
箱根駅伝の何が面白いの?なぜ関東の大学だけなのかその歴史も

 

箱根駅伝のメンバー変更(エントリー変更)のルールとは?

 

それではエントリーメンバーの変更について、簡単にルールをご説明したいと思います。

 

箱根駅伝のメンバー変更のルール

箱根駅伝のルールでは以下のように決められています。

 

第 98 回東京箱根間往復大学駅伝競走 開催要項

 

17. メンバー変更 1) 往路、復路とも、当日レース開始 1 時間 10 分前に受け付ける。

2) 正競技者と補欠競技者の交替は 6 名までとする。なお、1 日に変更できる競技者は 4 名までとする。

3) 変更は正競技者と補欠競技者との交替のみとし、正競技者間での区間変更は認めない。

 

箱根駅伝公式サイト 第 98 回東京箱根間往復大学駅伝競走 開催要項

 

 

分かりやすく言い換えてみると、

・往路・復路の当日レース開始1時間10分前までならメンバー変更可能

正規メンバー補欠メンバー交替は6人まで、1日に変更できるメンバーは4人まで

正規メンバー正規メンバー交替は不可

ということになります。

MEMO

正規メンバーというのは1~10区間に区間エントリーメンバーとして登録された選手のこと。

補欠メンバーも補欠として登録されています。

 

分かりやすく例えるならば、1区のAさん補欠Bさんの入れ替えはできますが、1区のAさん3区のCさんを入れ替えるといったメンバー変更は認められないということ。

あくまで、補欠メンバー正規メンバーの入れ替えに限るということなんですね。

前年の12月29日に一度メンバーが確定するわけですが、そのあとに怪我によるアクシデントがあったり、体調不良であったり、レース当日にメンバーの交替を余儀なくされるということもありますよね。

ただ、アクシデントや体調不良という理由以外のメンバー変更もあったりするのですよ。

実は、このレース当日にメンバー変更が可能というルールを戦略的に利用するチームも少なくないのです。

それは具体的にはどのようなことなのでしょうか?

さらに詳しく見ていきましょう。

 

箱根駅伝ではメンバー変更も作戦の一つ?

 

箱根駅伝では、メンバー変更も戦略の一つとも言われているのはなぜなのでしょうか?

やはりどのチームも、誰がどの区間を走るのか?といったことに関心が高いものですよね。

そのため、エントリー発表があったあとに、他のチームとの戦力を比べて、レース当日にメンバーを変更するということが可能なんです。

ですが、そういったことを踏まえて、あえてエースクラスの選手を補欠に回して、他のチームの裏をかくといった戦略を取ることもできるのですよ。

ちょっと奥が深いですよね。

レースの本番前から、すでに試合が始まっているといった感じです。

また、本来は10名の中にエントリーさせたかった選手の調子が上がらず、レース直前まで様子を見るため、仮に別の選手をエントリーさせるというケースもあるよう。

お互いに有力な選手は知っているでしょうし、戦略の探り合いが私たちの見えないところで行われているんですね。

 

箱根駅伝は1区から10区まで、各区間平均して一人当たり約20㎞というとても長い距離を走ります。

そのため、体調不良などの万が一の状況に備えて、レース当日でも選手の変更を認められています。

メンバー変更が吉と出るか凶と出るか、そのあたりも箱根駅伝の見所なのかもしれませんね。

 

以下のページに、出場チーム(21チーム)の区間エントリーメンバーの一覧がありますので、チェックされるといいですよ。

参考 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走 区間エントリー東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト

 

補欠に名前がある選手にも注目しながら、生中継を観るのも結構面白いですよ。

メンバー変更から伺える各校の監督の戦略や駆け引きなど、見えない部分での攻防戦などを含めて、ぜひ区間エントリーされている選手、補欠の選手にも注目してみてください!

 

箱根駅伝のシード権について詳しくはこちら
>>>箱根駅伝のシード権のルールとは?重要である理由
箱根駅伝のシード権のルールとは?重要である理由と2023年シード校一覧!

 

箱根駅伝のエントリー変更のルールまとめ

 

箱根駅伝のメンバー変更(エントリー変更)のルールについてまとめてみました。

表面的には分からない裏の戦いがあることが分かって、私もますます箱根駅伝が楽しみになってきました。

気温が低いこの時期に行われる大会ですので、選手のみなさんにはくれぐれも怪我や体調管理に十分に気を付けて欲しいと思います。

箱根駅伝は2022年1月2日(木)・3日(金)、朝7時から地上波の日本テレビで生中継されますし、スタート直前番組もその前に放送予定されていますから早起きしなきゃですね!

 

箱根駅伝のルールや出場校について詳しく知りたい方はこちら

4 COMMENTS

林ちひろ

チコちゃんに叱られても仕方ないほど、今までボーッと見てました。
おかげで今年は多少機微も分かって箱根駅伝を見ています。
それにしてもよくまあこれだけお調べになられたものですね。脱帽です。

さくきよ

林ちひろ様
コメントありがとうございます。

箱根駅伝観戦に少しでもお役立にたてたようでしたら嬉しいです。

箱根駅伝の面白さに目覚めたのは、私もここ数年なんです。
なので、初めは専門用語やルールとか???だらけでした。
まだまだ学び中ですけれど、初心者目線を忘れずにこれからも記事を書いていきたいと思っています。

猪鼻貞雄

エントリー変更のルールですが、最初に登録されていた選手が変更で補欠の人と変わった場合最初に登録されていた選手は別の区間の選手と変更して再エントリー出来るのでしょうか?
(例)一区 A君→Y君
  十区 B君→A君

さくきよ

猪鼻貞雄さん、コメント頂きありがとうございます。
「エントリー変更のルールですが、最初に登録されていた選手が変更で補欠の人と変わった場合最初に登録されていた選手は別の区間の選手と変更して再エントリー出来るのでしょうか?」
(例)一区 A君→Y君
  十区 B君→A君
という質問にお返事させていただきますね。

エントリー変更のルールでは、
メンバー変更に関して正選手と補欠選手との入れ替えのみ(正選手→補欠 〇 、正選手→正選手 × )
区間変更は認められない(1区正選手→10区正選手 × )とあります。

最初に正選手として登録されたメンバーは、補欠と交代しても元正選手であって補欠にはならないのでは?
結論として、質問されているような再エントリーは出来ないかと思われます。

(例) 1区 正選手A君 → 補欠Y君 〇
   10区 正選手B君 → 元正選手A君 × 

   

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